2019.08.03

K-1・Krush・KHAOSで繰り広げられる激闘の数々から気になる選手をピックアップし、K-1 JAPAN GROUPサイトでしか読むことが出来ない独占インタビューを公開。今回は「K-1 WORLD GP」6.30(日)両国大会でスーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントで優勝した武居由樹が登場!

──武居選手はそんなに見た目は筋肉質ではないですが、パワーやフィジカルには自信があったんですか?

「そうですね。日本人選手には負けないとは思ってました。逆にリーバスはパワーは強かったですね」

──1度目のダウンは右アッパーからの得意のコンビネーションですが、今回は左ストレートではなくクロスでのダウンでした。

「そうですね。ずっと練習してたんですけど、今まであまり出せなかったんですよね。ただそんなに効いた感じはなかったんで」

──向こうも合わされちゃったなという感じで悔しがっていましたね。1Rの最後は時間のない中でバックブローもタイミングは合ってたんですね。

「時計を探してたんですよ。インターバルは会長に『固過ぎるだろ』って怒られてました(苦笑)。自分もここまで連続1RKOできて、やっぱ決勝も1Rで倒したかったんで。2R目に入っちゃったんで自分も開き直ってもういいやって感じで逆に良かったですね」

──もう相手の動きやパターンは見切れていた感じですか?

「そうっすね。見切れてたし、イメージ通りでしたね。あまりにうれしくて珍しくコーナーに上がっちゃいました(笑)」

──色んなところでもお話されていると思いますが、最後の蹴りは身体が反応して出たものですか?

「そうですね。パンチが当たった後に蹴ろうして、それで頭が見えたので咄嗟に軌道を変えた感じですね。蹴ろうとしている時に本当にコンマ何秒の反応で変えたって感じでした」

──優勝した瞬間はどんな感情が最初にこみ上げてきましたか?

「嬉しいよりホッとした方が大きかったですね。今回は本当にきつかったので本当に良かったなって思います。プレッシャーが凄かったので」

──もちろん勝ち続けてるというのはあったと思うんですけど、ここまで勝って当然と思われて、しかも1日3試合のトーナメントというのは難しいじゃないですか。

「本当に一回戦目で怪我したりしたら不利になるし、だから怪我しないように戦い方とか変えたり気をつけてましたね」

──現役チャンピオンとしてトーナメントも優勝してという結果についてはどう感じていますか?

「優勝できて良かったんですけど、優勝して当たり前じゃないといけなかったと思います。チャンピオンは一番強くなきゃ駄目なんで」

──K-1ではチャンピオンもトーナメントに出るというレギュレーションでやっていますが、ワンマッチでも強さを見せたいしトーナメントでも優勝したい?

「それはありますね。とにかく絶対負けたくないってのが大きかったですね」

──会長からはまた厳しい採点だったそうですが。

「最初控え室戻って『お前パンチもらったから0点だ』って言われて(苦笑)。その後地元に戻って会長もお酒飲み始めたら『やっぱ20点だな』って。3月で40点でした」

──では会長の理想とはまだ大分程遠いんですね。

「無理っすね(笑)」

──武居選手のここからの目標というか、よく階級のことも聞かれてると思いますが、同門の江川優生選手がフェザー級なので江川選手がいるうちはフェザー級に上げることはあんまり考えていない?

「考えてないですね。でも江川があんまりチンタラしてたら自分が上げて先に獲っちゃうぞみたいな」

──そこはちょっと厳しい先輩なんですね。

「まあそうやって追い込んでるんですけど(笑)。でもまだこのベルトがふさわしい選手が自分しかいないと思うんで、とりあえずまだこのベルトを守り続けます」

──選手それぞれに色んな拘りがあると思いますが、武居選手の考える理想のK-1とはどういうものですか?

「本当にありきたりなんですけどK-1はやっぱ一番カッコイイ場所じゃないといけないなと思ってて。自分が高校生の時にボクシングに行くかKrushに出るか迷った時に、Krush見てすっげえカッコイイなと思って惹かれたんですよ。だからそういうのを下の世代達に見てもらって、K-1かっけえな、K-1に出たいって思ってもらいたいんで。そういう舞台を選手達みんなで作っていきたいですね」

 

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