2020.09.07

 9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」の[スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R]で杉本仁と対戦する加藤久輝のインタビューを公開!

――3月のKrush後楽園大会ではKrushクルーザー級タイトルマッチでK-Jee選手にKO負けという結果に終わってしまいました。あの試合を振り返っていただけますか?

「試合当日の朝まで調子がよかったんです。失敗したのは無観客イベントになってメチャメチャ(大会の)流れが早くて、試合までの準備や食事の時間をミスしたことです。まだお腹がいっぱいで消化している途中で、正直全然動けなかったです(苦笑)。言い訳になるんですけど、そういった会場に入ってからの調整を失敗したと思います」

――試合直前の調整・準備が難しい状況だったんですね。

「あの日は第1試合から第4試合までKO決着だったんですよ。自分はメインで最後の試合だから、試合までにご飯を食べようと思ったら『え、もう4試合目?5試合目?』となって、気づいたらバンテージを巻かないといけない時間になって。その間もまだお腹いっぱいの状況で『これは動けないな…』と思いながら試合に出てしまいました(苦笑)」

――試合内容としてはいかがでしょうか?

「左ボディをもらう前は結構いい感じでやっていたし、全然マイペースでいつも通りやれていたと思うので、まずK-Jeeを褒めないといけないですね。あのタイミングでいいパンチを出して、綺麗にKOしたんですから。普段の僕だったらもう少し耐えられるはずなんだけど……です(苦笑)」

――結果は残念でしたが、それとは別にK-1ルールの練習を続けて、その手応えはありました?

「そうですね。やっぱり毎試合毎試合新しい発見があって、これは出来ているな、これは出来ていないなと自分で反省しながらやっています。年齢もクルーザー級では上の方だと思うので、頭を使いながら練習しないと伸びなくなるし、練習量で言うと20代の選手ほどこなせないから、その分、頭を使ってやっているつもりです」

――年末のK-1名古屋大会ではハイキックでのKO勝利もありましたし、試合を重ねるごとに新しい技の引き出しが増えている印象です。その辺りご自身ではどのように感じていますか?

「僕もそう思います。もともと技として出来る・出来ないじゃなく、K-1には独特の距離とタイミング・間合いがあるんです。K-1で戦うにはそこへの慣れが必要で、K-1ルールの試合と練習を続けて、徐々にそれが出来るようになったと思います」

――そんな中で対戦の決まった杉本選手の印象を教えてください。

「初めて見たのは初代クルーザー級王座決定トーナメントの時です。その後も何試合か見てるんですけど、器用でタイミングがいいし、足技も豊富だし、いい選手だと思います。ただ、パワーで言うとそこまでないので、クルーザー級の選手にしてはパワー不足かなと思います」

――テクニシャンタイプの杉本選手を相手にどんな試合をイメージしていますか?

「向こうも僕と戦うためのイメージを作っていると思うし、僕もその裏を読んでいます。向こうは自分のペースで戦って自分の長所を活かしてやるつもりでしょうけど、僕もそれをさせないことがテーマです」

――加藤選手と言うと一撃KOが魅力ですが、そこは意識していますか?

「やっぱりクルーザー級でダラダラ、アウトボクシングして判定で勝っても誰も見たくないですよ。勝ったとしても人気が出ないし、クルーザー級の面白さも出てこない。僕も前回倒されたけど、ある意味仕事を果たしたと思うんです。倒すか倒されるか、そういう意味ではクルーザー級らしい試合はしていると思います。これから自分が急にスタイルを変えて、チョコチョコとジャブを出して、チョンチョンと前蹴りを出して、その回数で勝ちましたってそんな試合は僕もしたくないです。1発を狙っていって、ぶっ倒すのが僕の理想の勝ち方なので。杉本選手はタイミングがよく結構KO勝ちが多い選手なので、向こうもKOを狙ってくるだろうし、僕も判定でジャッジに勝敗を任せないようKO決着したいです」

――K-1のクルーザー級は王者シナ・カリミアンを筆頭に盛り上がっている印象がありますが、加藤選手はどうご覧になっていますか?

「他のクルーザー級の試合を見ても倒して倒されの試合が多いので、面白い階級だと思います。例えばカリミアンはスーパーファイトで愛鷹亮にKOされて、タイトルマッチではリベンジを果たした。僕もK-1名古屋大会ではK-Jeeをハイキックで倒したのに、Krushのタイトルマッチではボディを効かされてTKO負けした。そういう結果を見るだけでも面白いじゃないですか」

――カリミアン・K-Jee選手へのリベンジは意識していますか?

「僕はいまリベンジしたい選手が2人いる。カリミアンとK-Jeeとはもう1回やりたいです」

――そのリベンジへの道筋はどのように描いていますか?

「まず杉本選手に勝たないといけないですね。先のことを言ってしまうのは失礼かなと思うんですけど、無事に勝てば11月も試合に出たくて、11月も勝って、来年あたりにはカリミアンとやりたいなと思います」

――それでは最後にこの試合への意気込みをお願いします。

「今はコンディションがいい感じで体が動けていて、全然年齢は関係ないし感じない。今は攻撃にパワーも乗ってます。あとはしっかり調整して怪我をしないよう、試合に出たいと思ってます。もちろん今回もKOを狙いにいきます」

 

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