2020.11.15

 12月13日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」の[スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で佐々木大蔵と対戦する大和哲也のインタビューを公開!

――大和選手は昨年12月のK-1名古屋大会以来、ちょうど1年ぶりの試合となりました。

「1年試合が空くというのは初めてですね。格闘家として戦える場所があることが、本当にありがたいことなんだなと改めて感じました。僕自身、試合が決まって熱くなる部分もあったので、やっぱり自分は格闘家なんだなと再認識しました。お客さんの前で戦えることを本当に嬉しく思います」

――試合から離れている1年間、どのように過ごしていましたか?

「自分と向き合う時間が長かったので、いろんな気づきや見えてきた部分があって、結局勝つも負けるも自分の中にあって、原因は全部自分にある。今までの試合は自分で崩れて、自分で負けている試合がほとんどなんですよね。この1年、今までと変わらず練習してきましたし、期間が空いたことで自分のやっている“合氣ック”がすごく腑に落ちてきました。これからは我を持ちながら我を持たず、天地に身を任せた、力を抜いてリラックスした美しい戦いをしたいと思います」

――対戦相手の佐々木大蔵選手の印象をお願いします。

「本当にテクニシャンのコンプリートファイターだなと思います。僕と違っていい時と悪い時のムラがない。でも自分もそういう部分を俯瞰できたというか、いい時と悪い時で何が違ったのか。技術的な部分ではなくて、精神的な部分がすごく大きいと感じました」

――今は自分がなぜ勝つのか、負けるのかが理解できるようになっている、と。

「軽く話せるとしたら悪いときの僕は冷静になり過ぎていたというか。ゲーオ・ウィラサクレック選手や不可思選手に負けた試合は、メチャクチャ冷静で、冷静になり過ぎていたんです。ゲーオとやった時は、ゲーオの蹴りを受けた時に『全然蹴りが軽いな』『これだったら行けるな』と試合に中に思って。それは冷静なのかもしれませんが、自分の中で浮つきがあったと思うし、冷静になり過ぎた分、集中し切れていなかったのかもしれません。そういった部分の修正も含め、今回はきっちり仕上げて、全身全霊でベストの戦いをしたいと思います」

――冷静に戦えとアドバイスされることは多いですが、冷静になりすぎてはいけないというのは面白い考えですね。

「合氣道の稽古でも“静動一致”と言われるのですが、コマって速く回っていると止まって見えるじゃないですか。あれはメチャクチャ速く回っているから止まって見えるわけです。無限小の中に無限大があって、無限大の中に無限小がある。そういう心境が作れていない時は負けていたと思うので、そういうことも含めて心身ともに最高の形に仕上げて今後は試合をやっていきたいなと思います」

――この試合に勝てば新たなチャンスが巡ってくると思います。どうステップアップしていきたいと思っていますか?

「僕はムエタイルールでベルトを獲ってきましたが、佐々木選手は今のK-1ルールの中で結果を残している選手ですし、僕は本当に挑む気持ちで戦いたいなと思います。試合としても噛み合う試合になると思うし、玄人の方にも一般ファンの方にも楽しんでもらえる試合になるでしょう。ここで勝つことでまた自分もトップ戦線に食い込めると思うので、落とせない試合ですが、勝ちにこだわるんじゃなくて自分の持っているものを全力で発揮できるように、しっかり仕上げていきたいなと思います」

――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

「大蔵選手は本当に綺麗な戦い方をするファイターで、人間的にも素晴らしい選手だと感じています。その大蔵選手と両国国技館という由緒ある会場で戦えることを嬉しく思いますし、観客のみなさんの前で戦えることを嬉しく思います。全身全霊で最高の大和哲也をお見せしたいと思います」

 

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