ウェルター級 (-67.5kg)
松岡 力
Matsuoka Riki

2021.08.25
4月のKrush後楽園大会で加藤虎於奈を下して第9代Krushウェルター級王座に就き、今回のトーナメント出場が決まった松岡。加藤とは昨年11月にワンマッチで対戦し、Krushでは反則となる掴んでからのヒザ蹴りを放ってしまい、加藤が負傷→松岡の反則負けという結果に終わっていた。そのため「元々ベルトは僕のもとにあっていいものだと思っていたし、実力的にはないほうが淋しいと思っていた。当然といえば当然」と王座奪取で特別な変化はなかったという。
公開練習で松岡は右のパンチのみをひたすら打ち込むという公開練習を披露。加藤とのタイトルマッチではパンチでダウンを奪って勝利しているが「僕のキャッチコピーは“デンジャラスロー”ということで、蹴り主体だと思われているところにパンチで倒したら面白いかなと思って、パンチの技術を磨いている」とパンチ・蹴りどちらもで倒せるファイトスタイルの確立を目指している。
一回戦の相手はタイ人のマキ・ドゥワンソンポンだ。松岡は「元々ムエタイが好きで格闘技をやっていたし、ムエタイの動画ばっかり見ていたんで、ムエタイの強い選手と試合できるのを楽しみにしていますね。(誰の試合を見ている?)ほぼセンチャイ選手の動画を見ますね。センチャイ選手はどこを見ても芸術的なんで、ずっと見てられますね」と、ムエタイの伝説的なスーパースター・センチャイに深く傾倒し、趣味としてセンチャイの動画を見続けるほどのムエタイ好き。
そんな松岡もタイ人との対戦は今回のドゥワンソンポンが初めて。「嬉しく思いますし、自分の技術がどこまで通用するんだろうっていうのはありますよね」と舌舐めずりし「タイの選手は苦手ではないと思うので、いい技術戦になればお客さんも楽しいかなと思います」とドゥワンソンポン攻略にも自信を見せた。
特に野杁には2018年12月のK-1大阪大会で対戦し、KO負けを喫した過去がある。また松岡と野杁は同じ1993年生まれで「野杁君は同世代の中でも頭一つ突き抜けている」と評す松岡だが、「前にやらせてもらった時は僕の実力不足。そこからトレーナーも変わって練習でやっている内容も変わっているので、前とは全く別の戦いになると思います」と、もし対戦が実現するならば、この3年の間の成長を見せつけたいという想いもあるようだ。
さらに「安保くんとかめっちゃギラギラしていて、そういう選手が勝っても“普通”じゃないですか。格闘家がギラギラしているのは“普通”だし、むしろ格闘技の世界で僕みたいな“普通”の人間が勝つ方が“普通”じゃないと思います」と語る松岡。“ザ・普通”の強みを活かし、普通じゃない結果の実現をトーナメントで目指す。
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