2021.09.19

 9月19日(日)、開催を明日に控えた「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~」神奈川・横浜アリーナ大会の公開計量と記者会見が行なわれた。

 第19試合では、現Krushスーパー・ライト級王者の佐々木大蔵と、今年5月のK-1横浜武道館大会でヴィトー・トファネリから逆転KO勝利を飾った林健太が対決。元・同門対決を目前に控え、佐々木は「最高の舞台、最高のリングで、健太と向かい合うのが楽しみ」と興奮を隠せない様子。そして、「いままで健太と共に過ごしてきた時間というのは、紛れもない事実。健太としか見せられないものを、見せられると思います」と、二人の関係性の深さを伺わせると同時に、観る側の期待を高めるコメントを残した。

 一方の林も「大蔵くんのことが好きやとか尊敬してるとか関係なく、明日は自分を応援してくれるみんなのために全力で殴りあいましょう」と、特別な戦いに向けてアピール。さらに昨年、結果を残せなかったことを振り返り、「応援してくれる人たちをドン底に突き落としてしまった。もう打ち合いにいきます」と、真っ向勝負を仕掛けることを宣言した。

 第15試合では、今回約3年8か月ぶりの復帰戦となると同時に、これがラストファイトと宣言している山内佑太郎と、今年3月の「K’FESTA.4 Day.2」で松下大紀を下し、復活劇を見せた城戸康裕が激突。

 約20年のプロ生活にピリオドを打つ山内は、「僕がやってきたキックボクシングの技、経験をぶつけて、城戸選手に受け止めてもらいたい」と最後の舞台への意気込みを見せ、さらに「おじさんもおもしろい試合ができるんだなと思ってもらいたい。40代50代、そういうかたたちのファンも増えたら」と、その胸の内を語った。

 城戸も「40歳くらいの人たちに勇気を与えるような試合をしたい」と山内に呼応。そして、引退試合の相手を務めることについては、過去の対戦戦績が1勝1敗なことを踏まえ「ここで決着つくのかなって。引退するのは関係ない。僕と試合したいと言ってきてくださったんで、全力でぶつかります」と、力強く言い放った。

佐々木大蔵
「いよいよ来たなあという感じです。オファーをいただいてから、カード発表の記者会見から、あっという間にこの日を迎えたなぁという気持ちですね。明日、最高の舞台、最高のリングで、健太と向かい合うのが楽しみです。

(元・同門対決だが、いまの心境は?)もう、やるだけなんで。決まったときから『ここでか!』という感じでしたけど、いまはもう、明日を迎えるために時間を過ごしてきたので。明日、その思いも全部、リング上で体に乗せて戦うだけだなっていう気持ちですね。

(明日はどんな試合がしたい?)やっぱり、ほかの選手と違うというと、ほかの選手に失礼に当たっちゃうと思うんですけど、いままで健太と共に過ごしてきた時間というのは、紛れもない事実なので。そういう思いを持ちつつ、試合が決まってからずっとすごしてきたんで。本当、健太としか見せられないものを、見せられると思いますね」

林健太
「ホンマにあっという間に試合が来たなと思います。僕も最初は『大蔵くんかあ』と思ったんですけど、大蔵くんのことが好きやとか尊敬してるとか関係なく、明日はお互い応援してくれる人がいて、ファンの方たちがいるので、自分を応援してくれるみんなのために全力で殴りあいましょう。

(元・同門対決だが、いまの心境は?)僕はもう、去年負けまくって、応援してくれてる人たちに悲しい思いをたくさんさせちゃったので、今年はもう負けずに。みんなに俺の応援してよかったなと思ってもらえる結果を残すことだけに、必死やっています。最初は大蔵くんは強いなとか、同門やし、先輩やしとか思ったんですけど、あとはしっかり勝つことをイメージしてやってきたんで、いまはすごく自分に自信があります。がんばります。

(明日はどんな試合がしたい?)俺はもう、ホンマに勝ちに徹します、勝ちにいきます。応援してくれる人たちをドン底に突き落としてしまったので。もう打ち合いにいきます、勝ちます」

城戸康裕
「どうも、城戸ちゃんです。今回は珍しく対戦相手が年上の選手なんですよ。いつも相手が20歳そこそこの選手ばっかりで。今回は僕も39歳、山内さんが44歳、5個も違うんで。ジジイたちが殴り合ってる感じで、ちょっと40歳くらいの人たちに勇気を与えるような試合を、コイツらまだいけんだなっていう試合をしたいと思います。

(引退する選手の相手ということで、いまの心境は?)まったく関係ないですね、そこは。山内さんと最初に対戦したのは、僕が18か19のときなんですよ。20年前に戦ってるんですよ。今回出る選手で、まだ生まれてない選手もいるんじゃないですか? で、ボッコボコに負けて。で、前回、Krushで僕の防衛戦でやったのも8年前なんですよ(城戸が勝利)。だからここで決着つくのかなって。いま、1勝1敗なんで。相手が引退するというのは関係ないですね。僕と試合したいと言ってきてくださったんで、僕はメチャクチャ練習したので全力でぶつかります。

(今回の煽り映像については?)今回もまたね、新たな挑戦ですよ! いままでの煽り映像になかった、しっかりロケも行って撮ってきたので、またちょっとおもしろいかなと思いますね。新たな挑戦です、今回は。新しい感じにしました」

山内佑太郎
「明日は22年間、僕がやってきたキックボクシングの技、経験をぶつけて、城戸選手に受け止めてもらいたいなと思います。以上です。(最後の試合の計量を終えて、いまどういう心境?)まあ、深く考えちゃうと止まらなくなっちゃうんで。明日は明日で集中して。まず、引退試合を受けてくれた城戸選手に感謝、それはもう間違いないので。それは置いておいて、明日はイチ選手として戦います。

 K-1は本当に若くてかっこよくて強い選手がキラキラしてるってイメージがあるんですけど、僕たちみたいなおじさんが試合をして、おじさんもこういうふうにおもしろい試合ができるんだなと、思ってもらいたいなと思います。僕は明日で終わりますけど、そのあと城戸選手も続けられると思うので、K-1にもこういう層がありますよと。できたら40代50代、そういう方たちのファンも増えたらいいなと、そういう試合ができたらいいなと思います」

 

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