2021.11.08

 東京・K-1ジム目黒にて、12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~」の[スーパーファイト/-73kg契約/3分3R・延長1R]でEITOと対戦する神保克哉が公開練習を行なった。

 公開練習では2分間のボディ打ちを披露した神保。最初の1分間は、自分のボディを相手に打たせ、次の1分間は自分が相手のボディにパンチを打つという練習だ。腹を殴られながらも耐えきった神保は、今度はその鬱憤を晴らさんばかりの気迫のこもった表情で練習相手のボディにパンチを連発してみせた。「次の試合は気持ちの勝負になるかなと思って。相手に対して、『気持ち折れんなよ』っていう意味でやりました」と、今回の公開練習には神保流のEITOへのメッセージが込められていたようだ。


 神保が試合をするのは今年5月のK-1横浜武道館大会でのブハリ亜輝留戦以来、約半年ぶりだ。試合間隔が空いてしまったが、「とりあえず試合がしたかったですね。職業がファイターなんで」と、試合に飢えていたという。しかし、その間は練習に没頭したことで、「成長期って2~3回あると思うんですけど、3回目ぐらいの成長期かなっていうぐらい動きが良くなってきてますね」と、ファイターとしての成長を実感できている様子。「当たれば、何でも倒せるかなっていう感じです。今回大阪で試合するじゃないですか? 多分当たったら関東までふっ飛んじゃうかなみたいな。気づいたら東京みたいな」と、特にパワーの面での成長には自信を見せていた。

 対戦相手のEITOに関しては、「背が高いなって。モデルとか向いてそうっすよね」と、目についたのは188cmの身長でそれ以外の印象はあまりないという。EITOの身長は神保よりも10cm高いが、「デカいほうがやりやすいっすね。見ているほうも小さい奴がデカい奴を倒すほうが燃えないっすか? それが見せられるから、モチベーションは上がりますよね。デカければデカいほどモチベーションは上がりますね」と、体格差は意に介していない。

 それよりも神保が気になっているのは、カード発表記者会見で顔を合わせた時に、EITOの気持ちが伝わってこなかったことだという。「余裕ぶっこいてるじゃないですけど、警戒しない感じが出てたんで、もっと俺のことを警戒したほうがいいよって思いますね。バチバチやりたいとか言ってんだから、『倒してやるよ』、『ボコボコにしてやるよ』みたいな勢いが欲しかったなって正直ありますね」と、EITOの会見での様子に物足りなさを感じてしまった。

 インタビューで「EITO(エイト)」に引っ掛けて「8秒で倒す」と宣言しているのも、「向こうもバチバチやりたいって言ってたんで、逃げるなという意味で8秒って言いました」と、EITOの気持ちを引き出す意味もあったようだ。

 とにかく現在の神保の目標は75kgの新階級を創設することだ。そのため「70と90の間もこんなに面白いんだって思わせたいっすね。新階級が出来るようにインパクトを残す試合をしたいと思っています」と気合いが入る。また、「『神保、お前じゃねえよ! 俺だよ!』ぐらいの選手がもっと出てきてほしいっすね」と、他の選手が神保に乗っかってくることも大歓迎。もちろん、「来た奴は叩き潰すじゃないですけど、結局俺が主役みたいなストーリーがいいと思っています」と主役を譲るつもりはない。

「第1試合じゃなかったら当日会場に行かないかもしれないっす(笑)。メインと同じぐらい大事なんで、そこは俺が仕事しないとと思ってますね。俺しかいないでしょう、特攻隊長なんだから。任せろって感じですね」と、大会の火付け役も買って出ている神保。「大阪で俺の気合いを見せます」と、気合いを漲らせたまま今年最後の試合に挑む。

 

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