2021.11.30

 12月4日(土)神奈川・横浜アリーナで開催されるエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~」の[Martial Arts body Design Presents】木村”フィリップ”ミノルK-1 FINAL/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]王者・木村"フィリップ"ミノルvs挑戦者・和島大海をK-1 WORLD MAX 2006・2007日本王者の佐藤嘉洋さんが大予想!

「木村"フィリップ"ミノルvs和島大海は2戦2勝でミノルくんが2KO、かなり実力が開いているとお客さんも思っているし、自分もそう感じているので、勝負性としては椿原vs軍司の方が面白そうだなと思っていました。でも、この試合がトリになったことで逆に楽しみになりました。ミノルくんにはKO勝利を課せられたプレッシャーがあって、和島と戦うこと以外にKO勝ちという結果とも戦わないといけないプレッシャーがあります。

 対する和島はそういうものが何もない、ゼロの状態から戦える。勝てばいいだけだから、そこの気持ちの持ちようの差が楽しみです。和島がミノルくんに2回倒されていることは事実で、試合が決まってからの練習期間と、試合当日どういう精神状態で花道を歩いてくるか、そういうところでさえまだユラユラ揺れていると僕は思ってます。本当にリングに上がってカーンとゴングが鳴った瞬間の和島大海の精神、気持ち次第では結構面白いことになるんじゃないかなと思います。

 入場の時とかウォーミングアップスペースでの映像、そういうところでの表情もすごい楽しみです。裏ではすごいリラックスしている感じかもしれなくて、表に出たらガッと気合いが入る感じになってるかもしれないですし、両者のどういう表情が見られるか。

 2人の気持ち次第でアッと驚く結果になることもあります。ここ最近のミノルくんは安定感も増してきているけど、昔すごいスランプに陥っていた時期もあって“ここで負けるはずないだろう”っていうところで負けていた時期もありました。決して完璧な選手ではないんです。ミノルくんはものすごい人間臭い選手ではあるから、そこの気持ちのアップダウン、和島が最高潮でミノルくんがプレッシャーに押され気味の時にやったら、面白い結果になるかもしれません。

 和島は技術だけでは99%勝てない、これは断言します。そこに気持ちを乗せていって、数10%勝率が上がるのかなって。それでもやっぱり8割はミノルくん有利だと思います。

 自分ももし(和島と同じシチュエーションで木村と)やるんだったら、一発で負けている選手に対して一緒に見合っていては不利なので、どんどん手数を出していくことです。ただ闇雲に出すとカウンターを合わされてしまうので、しっかり見ながら勇気を持って行く。蛮勇になってしまうと、カウンターを合わされてやられてしまいます。そうではなく勇敢に、勇気を持って前に出て、手数を出してほしいです。

 僕は自分の先生のことをしっかり信じてやっていたし、信じる対象がいることで怖さって薄れるんです。自分のことを昔から面倒見てくれる師匠が、『これをやれば勝てる』って言ってくれたらそれを信じられるので、そういう信頼関係があれば、強敵に対する恐怖感はある程度は薄れます。

 和島大海も月心会で一生懸命練習を積んでいますから仲間との結束も固そうだし、リングで戦ってるのは1人じゃないってことを本人も分かってると思います。ただ、それで信じて行っても勝てるかどうかは分かりません。だからこの試合は和島大海の気持ちが見られると思います。“絶対やってやるんだ”っていう果敢に行く姿を見たいなと思います。

 あとはミノルくんがK-1最後だから、その辺の気持ちが彼にどう作用するのか。ミノルくんは基本ものすごく素直でいい人間なので、変にそういう気持ちが出過ぎちゃうと空回りしちゃう可能性もあります。でも、その分自信に満ちた時の彼は本当に強いです」

 

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