2022.02.12

 東京・K-1ジム目黒にて、2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の[スーパーファイト/-75kg契約/3分3R・延長1R]でダニロ・ザノリニと対戦する神保克哉が公開練習を行なった。

 新階級(-75kg)新設に向け、直近3連勝2KOをマークする神保。「手応えしか無いです」という絶好調の中、ザノリニとの対戦を迎える。ザノリニはISKAの世界タイトルをはじめ4本のベルトを巻いた“四冠王”で、2019年8月の試合を最後にジム経営に専念。今大会で約2年ぶりの復帰を果たし、過去に愛弟子のジュリオ・セザール・モリを下した神保と対戦する。

 約2年のブランクを経て復帰するザノリニに対し、神保は「すげえ気合い入ったおっさんだな、と。そんな気合い入ってる相手なんで楽しみですね」と喜びの表情を見せ、ザノリニとの対戦を歓迎する。

 スーパー・ウェルター級から階級を上げて以降、尻上がりに調子を上げる神保。その好調の理由を「減量がない。いつもの調子が出ているだけですね」と語る。通常体重に近いウェイトで試合に臨める環境に「フィジカルも精神的にもめちゃめちゃ余裕」と笑顔。その言葉通りにプレッシャーを感じている様子はなく、むしろ「簡単に倒せそうですね」と確信めいた予感を口にする。

 試合展開を問われると、神保は「(ザノリニは)テクニックやキャリアで戦ってくると思う」と予想した。50戦を超えるベテランの引き出しを意識するが、神保自身は「単純にキャリアとかテクニックは関係なく、気合いでなぎ倒してやろうと思います。KOです」と、真っ向勝負のKO宣言。「今の自分のパンチ・蹴りだったら当たれば倒れると思うくらい調子がいい」と、自ら実感する好調ぶりに裏付けされているようだ。

 一方、自信はたっぷりと見せつつも対戦相手への敬意も忘れない。「レジェンドと戦えるのはそうそうない」と、神保はザノリニとの対戦はビッグチャンスと捉える。そのチャンスに「今回はキックボクシングをやろうかなと思っています」と、神保はパンチと蹴りを織り交ぜた戦いを披露すると宣言。

 公開練習では「生脛(なますね)でのローの蹴り合いを計画していたんですけど、相手に逃げられちゃいました」とパンチミットのみを披露したが、減量によるロスのないパワーを感じさせる左右のコンビネーションで、存分にアピールを見せた。

 四冠王のレジェンド・ザノリニを撃破した暁には、いよいよ新階級の設立が見えてくる。「これで倒して-75kgが出来なかったら、俺が逃亡しそうですよね」とおどける神保は、75kg級で強豪外国人との戦いを熱望する。「自分よりも2倍くらいでかい相手とやりたいですね。海外の強豪とやってみたい」と展望を語る神保にとって、ザノリニとの一戦は海外強豪に通用するかの試金石となるだろう。

 最後に「2月27日は俺の気合いが見せられると思うんで、応援よろしくお願いします!」とファンへ熱の籠もったメッセージを送った神保。果たして四冠レジェンドを下し、悲願の-75kg級設立への扉を開くことができるか?

 

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