2022.02.18

 都内・PURGE TOKYOにて、2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の[第14試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で西元也史と対戦する芦澤竜誠が公開練習を行なった。

 芦澤はシャドーボクシングで体を動かしてリングに入ると2分1Rのパンチのミット打ちを披露。気合いの入った雄叫びを上げながら、たっぷりとパンチを打ち込んだ。現在の体調について「今までは疲れたら休むって感じでやってたんですけど、今回は自分の中で疲れてもやるんだっていうのがあって、ちょっと早めに仕上げ過ぎちゃって」と芦澤。「疲れ過ぎて怪我しそうになったんで、ちょうど今は(練習を)抜いている時期っす」というものの「ここまでの貯金があり過ぎるし、こんなところで抜いても何しても勝てるんで何の問題もないっすね」と自信たっぷりだ。

「いろいろと追い込み方が分かったんで、次の試合はもっと期待できるっすね。西元戦の次が凄い試合が出来ます。今回もヤバいっすよ、もちろん」と、充実したトレーニング漬けの毎日を送ることにより、日々の進化を実感出来ているようだった。よほど手応えがあるのか、昨年9月K-1横浜アリーナ大会での卜部弘嵩との試合を振り返っても「あの時は倒し切る能力がなかったというか、スキルが未完成だった。倒せなくて当然だなって思ったっすね。今だったら倒せると思いますよ」とコメント。半年前よりも全てにおいて成長の手応えを掴んでいる様子だった。

 これほど練習に打ち込むようになったのも、「俺も26歳で30まで続ける気もないし、長くないなとも思ってるし、マジで人生懸けて1試合1試合やらないと後悔するんで。あと格闘技が単純にもっと好きになったっす」という心境の変化があったからこそ。「練習はまだあんまり好きじゃないっすね。ただ、目標が見えた。前まではただがむしゃらに練習していただけっすけど、今は目標が出来ているんで、その分、練習も前向きな気持ちで出来ますね」と、目標を見据えてトレーニングに没頭出来ているようだ。

 特に成長していると実感出来ている部分については、「全体的になんですけど、特にって言ったら目に見えないものっすよ。パンチ力とかスピードとかそういうのじゃなくて、目に見えないものが成長しているんすよ」と答えた芦澤。「メンタル面もそうだし、距離感とかもそうじゃないですか? パンチ力もないのにスピードもないのに強い奴っているじゃないですか? なんでか分かんねえけど、こいつ強いなっていう奴いるじゃないですか? そこに行かなきゃダメっすね」と、目指している理想像に一歩ずつ近づきつつある。

 そんな芦澤の今回の対戦相手の西元はこれまでの戦績の中で12勝をあげているが、全てKO勝利という記録の持ち主だ。その西元について「自信満々じゃないですか? いいっすね」と強気な態度を評価。しかし「いいっすけど、どっからその自信はくんのって。次KOで勝ったら13勝13KOじゃないですか? それはなんないっすね。12勝までして13勝するのが凄い大変だと思うんすよ。壁があると思うんすよ。芦澤竜誠とやることによっていろいろ分かると思うんで、13まではきついっすよ」と、記録の更新に貢献するつもりは全くない。

 対西元攻略のための作戦も「全く練ってないっす」とキッパリ。さらに「これがタイトルマッチとか凄え大事な試合だったら練らなきゃいけないと思うんですけど、練る必要がない。そこで練ってるようじゃ次も練らなきゃ勝てないぞっていう話で、練らなくても己の力だけで勝てる領域だと思っているんで」と、自分とはレベルが違うことを強調。「相手が作戦を練ってきたとしても全部対応出来るっす。自分が今やっていることをやれば勝てるし、それやるなっていうことをやれば負けちゃうし、自分の勝負っす」と、相手どうこうではなく自分との勝負になると断言していた。

 昨年は半年に1回のスパンで2試合しか出来なかった。「いっぱい試合しようかなと思ってますね。今回半年ぶりの試合だし酷いなと思って(笑)。それは半年に1回しか芦澤竜誠を見られないのは大好きって言ってくれるファンの人に悪いし、アンチの奴らだって芦澤竜誠がやられるところを見たいわけじゃないですか? そういう中で試合をしないのは一番悪いなと思ってたんで、今年は試合しますね」と、2022年は何よりも芦澤竜誠の試合を見せることにこだわる。

「いい試合して、入場から何から試合が終わった後のマイクから会見から、全部愛を送るから、皆さん注目してください」と、今年最初のK-1を芦澤ワールドに染め抜くことを宣言。東京体育館で繰り広げられる芦澤ワールドに注目だ!

 

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