2017.08.25

 K-1×Krushモバイルで毎週金曜日に更新する「関根勤の部屋」。K-1公式サポーターを務める関根勤さんがK-1・Krushの魅力をたっぷりと語り尽くすこのコーナー。今回は関根さんKrushの2017年上半期の大会をそれぞれ振り返ります。第5回は「Krush.76」5.28後楽園の総括をお届け!!

「Krush.76」5.28後楽園大会の安保璃紅とレオナ・ペタスの-60kg王座決定戦は、レオナ有利だと思っていたんですよ。レオナは元々強くて地力もあるし、いくら安保に勢いがあると言ってもまだ勝てないだろうな…と。そう思って試合を見ていたら安保が本当に強かった! レオナと打ち合いにも負けず、完全に勝ちましたね。安保はまだ19歳なのに本当にすごいと思います。

 そしてKANAの復帰戦! あれは本当に素晴らしい試合でしたね。KANAは1月にメロニー・ヘウへスに負けて、4カ月で再起戦を迎える形になったじゃないですか。この4カ月で別人のように変わっていましたよね。どちらかと言うと、それまではどっしり構えてじわじわとプレッシャーをかけていくスタイルだったのが、この試合の時はステップを使って戦えるようになっていましたよね。あれは煽りVTRでも紹介されていた階段ダッシュやロードワークの賜物で、かなり走り込んでいないと出来ないですよ。

 それでもたった4カ月じゃないですか。僕は何十年も格闘技を見てきましたけど、4カ月であれだけファイトスタイルがガラリと変わった選手は見たことがありません。そのくらいKANA選手はすごいですよ。相手のグレイス・スパイサーだってメロニーに勝っている相手だから、普通は勝つだけでも大変なのにKANAはボッコボコにしちゃったじゃないですか。あれはKANAが強すぎるだけでちょっとかわいそうに見えちゃいましたね。

 復帰・復活ということで言えば木村“フィリップ”ミノルも復活のKO勝利をしましたよね。木村って勝った時のインパクトが強烈だから、負けてもあまり価値の下がらない不思議な選手なんですよ。そういう意味では昔のアンディ・フグやジェロム・レ・バンナに似てますね。どんな試合をしていても最後は勝ってくれるんじゃないかと期待させてくれていますし、負けても価値が落ちない選手なので、本当にプロとして魅力のある選手だと思います」

 

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