2020.07.12

 7月12日(日)都内にて記者会見が行われ、8月29日(土)東京・後楽園ホール「Krush.116」の第一弾対戦カードが発表された。

 昨日「Krush.114」で木村"フィリップ"ミノルが返上したKrushウェルター級王座を決める[第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント]の開催が決まった。トーナメントは4選手参加で行われ、悲願のKrush王座奪取を狙う近藤魁成を筆頭に、海斗、松岡力、加藤虎於奈がエントリー。準決勝として松岡vs加藤・近藤vs海斗が行われる。

 またこのトーナメントは1日2試合のワンデートーナメントとして行われることも決定。会見に出席した中村拓己K-1プロデューサーは「もともとKrushでは3階級(当時の表記は-55kg、-60kg、-63kg)の初代王座決定トーナメントをはじめ、開幕戦をワンマッチで行い、勝ち残った4選手がワンデートーナメントで王者を決める戦いをやってきました。そこにはK-1の1日3試合とは違う魅力があるし、Krushそして後楽園ホールのワンデートーナメントだからこそ見せられるものや熱もあると思う。7月から石川直生さんがKrush Evangelist(クラッシュ・エヴァンジェリスト)にも就任して、改めて『Krushとの闘いとはなにか?』を考えた時に、Krushでのワンデートーナメントを復活させようと思いました」とワンデートーナメント復活の理由を“原点回帰”と説明。

 今後、空位になっている階級の王座決定トーナメントを行う際も「選手の薄い階級や女子を除いて、開幕戦をワンマッチで行い、勝ち残った4選手によるワンデートーナメントで王座を決める方式で行きます」(中村P)と今後の王座決定トーナメントの形についても言及した。

 4選手参加の会見では「僕が一番ベルトが似合うと思うので3人全員つぶすつもりでやります」と断言する近藤に対し、「準決勝の相手は俺。甘くないことを思い知らせる」(海斗)、「魁成くんには1回しばかれてるんで(※昨年8月のK-1大阪大会で松岡は近藤にKO負け)、決勝でしばきかえしたい」(松岡)、「みんな勝ってほしい選手(近藤)がいると思うけど、その思い通りにはさせない」(加藤)と噛みつく形に。3選手にマークされた近藤だったが「1vs3でも勝てるぐらい仕上げる」と一歩もひかず、早くも火花を散らしていた。

 初代:久保優太、第2代:野杁正明、第3代:牧平圭太、第4代:渡部太基、第5代:塚越仁志、第6代:木村"フィリップ"ミノルと、そうそうたるメンバーが巻いてきたKrushウェルター級のベルト。そんな“破壊の至宝”を次に腰に巻くのは一体誰だ!?  会見に出席した4選手のコメントは以下の通り。

加藤虎於奈
「みんなが誰に勝って欲しいか分かっているので、その思い通りにはさせないです。ほかの3人もそうだと思うんで、潰しに行きます。(準決勝の対戦相手の印象は?)テクニックがめちゃくちゃすごくて駆け引きが上手い。でもその駆け引きを楽しみたいです。なるべくダメージを残さずに早く倒したいと思いますが、松岡選手はなかなか倒せないと思います。そこは上手く作戦を考えてぶっ倒したいと思います。

(決勝で戦いたい相手は?)海斗くんと3回目はやりたくないので、魁成くんですね。ファンの人もSNSで『近藤魁成vs加藤虎於奈を見たい』と書いてくれるので、魁成くんとやりたいと思います。(優勝するために必要なものは?)体力はもちろんそうなんですけど、運も大事だと思っています。運がなかったら怪我もするし、運がなかったら倒せない。その日に運を使い果たすくらいのつもりで頑張りたいです。(理想のチャンピオン像は?)木村選手のあとに頼りないチャンピオンが生まれたら『大丈夫か?』ってなっちゃうので、2試合とも秒殺するつもりでやります。チャンピオンになれば女の子が寄ってくると思うので、そんなキャラでやってきます(笑)。

(兄のレオナ・ペタスはKrushでベルトを巻いたが?)今年お母さんがなくなってしまって、ふとした時に『俺もやらなきゃだめだな』って思うようになりました。お母さんの「約束を「守らないとだめだ。お母さんが兄ちゃんに「レオナがK-1チャンピオンを目指して、虎於奈はレオナのサポートをよろしく」って言っていて……。そうじゃなくて俺もKrushのチャンピオンになりたいので(笑)、天国のお母さんに良い報告ができるように頑張ります。(ファンのみなさんへのメッセージは?)このご時世に会場に足を運んでくれる方がいます。僕以外の3人は木村選手と戦ったり、練習していますが、僕は木村選手以上の怖さを身につけて、チャンピオンになりたいと思います」

松岡力
「去年8月に魁成くんにボコられて、引退しようと思ったんですけど、まだ体も動くし、魁成くんをしばきたいと思って、もうちょっと頑張ります。(近藤の強気なコメントに対して?)僕は前にしばかれてるんで、今回はしばきかえします。(対戦相手の印象は?)加藤選手は(身体が)大きめですね。思っていたよりも大きいので嫌です(笑)。もうちょっと萎んでほしいです。(決勝で戦いたい相手は?)魁成くんです。(優勝するために必要なものは?)今までトーナメントはやったことがあるんですけど、途中で負けて1日2試合はやったことがないです。ただトーナメントやからって決勝まで体力を温存するんじゃなくて、準決勝から潰しに行きます。(理想のチャンピオン像は?)僕はミノルくんとスタイルが違ってテクニック派です。でもそういうチャンピオンがいてもいいかなと思います。(ファンのみなさんへのメッセージは?)数少ないファンのみなさま、引退詐欺してすいません。完全復活できるように頑張ります」

海斗
「準決勝の相手がミライ☆モンスターで、みんな優勝してほしいと思ってそうですが、僕が準決勝で倒します。決勝では虎於奈くんを倒して、ファイトマネーでご飯おごってあげようと思います。(近藤の強気なコメントに対して?)1vs3でやったことなんのあんのかな? 準決勝の相手が僕なんで、そんなに甘くないってことを分からせます。(対戦相手の印象は?)きれいなワンツー打つなって感じです。基本通りで。ヒザも蹴りも色々蹴れて、万能な感じです。(決勝で戦いたい相手は?)虎於奈くんですね。試合が決まるたびに『お前、虎於奈にまけてるくせに』どうやこうや言われるんで、そういうことを言ってるやつらを見返したいです。

(優勝するために必要なものは?)この前トーナメントは経験したんですけど、速攻やられたんで、今回が初めてみたいなものです。実際にトーナメントをやってみて、一回戦はパンチを警戒しすぎて色々と考えすぎました、今回は初心に戻って最初からあばれたろうかなって思います。(理想のチャンピオン像は?)ベルトを巻くのが目標やったんで、チャンピオンになってから考えます。(ファンのみなさんへのメッセージは?)大変なときなので僕が頑張って、死に物狂いでベルトを撮りに行って、みんなに元気をあげたいです」

近藤魁成
「僕が一番ベルトが似合っていると思うので、3人全員潰すつもりで優勝します。(他の3人からマークされているが?)うれしいですけど、このベルトが一番似合うのは僕なんで1vs3でも勝てるくらい仕上げます。(対戦相手の印象は?)パンチのある選手だと思うけど、普通に僕の方がパンチがあると思うので怖くないです。決勝はどっちでも大丈夫です。(優勝するために必要なものは?)気持ちじゃないですか。どれだけ優勝したいか、ベルトを巻きたいかの気持ちやと思います。(理想のチャンピオン像は?)K-1に負けないくらい、Krushのチャンピオンが強いところを見せたいです。(優勝するために必要なものは?)生ぬるいトーナメントにはしないので期待してください」

 

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