2020.11.26

 11月26日(木)都内にて、開催を明日に控えた「Krush.119」後楽園ホール大会の記者会見が行なわれた。

 Krushウェルター級のワンマッチとして組まれた松岡力vs加藤虎於奈の一戦は、勝者が次のKrushウェルター級王座の挑戦者に近づく重要な試合だ。現在のKrushウェルター級王座は、山際和希が保持しているが、これは今年の8.29「Krush.116」で行なわれた第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントを制して、手に入れたもの。そもそも、このトーナメントの準決勝で松岡と加藤は戦う予定だった。しかし、二人とも揃って欠場となり、そのチャンスを逸してしまった。しかも、現王者の山際は、その二人の欠場を受けての代打出場だったのだ。

 そんな因縁もあり、3カ月の時を経て、改めてリングで向かい合うことになった松岡と加藤だが、試合に向けては「いつもはあんまり試合をやりたくないんですけど、今回はなぜか試合を早くやりたいなという気持ちが強い」(松岡)、「小学校の頃の『明日から海行くよ』みたいな感じで、緊張も一切なくめちゃくちゃ楽しみですね」(加藤)と、お互いに楽しみな様子だ。

「松岡選手だから純粋に楽しみです。なんだろう? 人間的にも凄い好きな感じはあるんですけど、試合しても絶対楽しいだろうなと思います」と加藤が語ると、松岡は「明日殴りにくくなりましたね」と苦笑い。しかし、「他の選手と違って虎於奈くんには男としての魅力を感じるし、なんでって言われたらこれという理由はないんですけど…やっぱ虎於奈くんやからという感じですかね」と、お互いに言葉にはできない、何か惹かれ合うもの同士の対戦のようだ。

 Krush Evangenlistの石川直生さんも、この一戦に対して「両者ともタイプの違う器用な選手。存在感も含めて華がある。タイトルマッチに因縁のある試合なので試合も華のある試合になると思う」と期待を寄せているが、二人にとって、ベルトに近づくためには落とせない一戦だ。「勝ったほうがタイトルマッチできると自分らは勝手に思ってるんで、勝ってベルトを獲るっていうのが僕の目標」(松岡)、「今回勝って、来年のタイトルマッチに向けて、ベルトのためにここは落とせない一戦だと思っている」(加藤)と、試合を楽しみにしつつも、お互いに勝利を譲る気持ちはさらさらないようだった。

加藤虎於奈
「明日は小学校の頃の『明日から海行くよ』みたいな感じで、緊張も一切なくめちゃくちゃ楽しみですね。(お互い前回の試合が欠場になって久々の試合になったが、どんなことを意識して練習してきたか?)前回2試合やるつもりだったのに欠場になって、体力の面で強化してきたのはもちろん、今回も相手の攻撃をもらわない練習もしてきました。

(お互いに試合が凄い楽しみということだが、どういうところに楽しみを感じてる?)松岡選手だから純粋に楽しみです。なんだろう? 人間的にも凄い好きな感じはあるんですけど、試合しても絶対楽しいだろうなって、俺は思うっすね(笑)。でも、試合なんで、そこは関係なくやりたいです。(計量時に相手と体を見合って、何を感じた?)まあ、正直なところ、体は関係ないと思っているんで。どんだけバキバキでも、負ける時は負けるし、勝つ時は勝つんで、そこはあんま気にしてなかったんですけど、向き合った時に『やべえ! 超楽しみ!』と思いましたね。純粋に今回楽しみです、めちゃめちゃ。

(ファンの皆様へのメッセージは?)今日は本当は生きていればの話なんですけど、お母さんが誕生日だったんで、今回勝って、来年のタイトルマッチに向けて、ベルトのためにここは落とせない一戦だと思っているんで、応援もよろしくお願いします」

松岡力
「僕も虎於奈くんと一緒で、いつもはあんまり試合をやりたくないんですけど、今回はなぜか試合を早くやりたいなという気持ちが強くて。その分、水抜きは死んでましたけど、明日爆発できるようにがんばります。(お互い前回の試合が欠場になって久々の試合になったが、どんなことを意識して練習してきたか?)もともと8月に試合が決まっていて、いつも試合が終わったら太るんですけど、今回は太らず体重も維持できてたんで、コンディションは結構いいと思います。

(お互いに試合が凄い楽しみということだが、どういうところに楽しみを感じてる?)明日殴りにくくなりましたね、ちょっと(笑)。でも、他の選手と違って虎於奈くんには男としての魅力も感じるし、他の選手と違った試合に向けての感情があって、『なんで?』って言われたら『なんで?』とかないんですけど、やっぱ虎於奈くんやからという感じですかね。(計量時に相手と体を見合って、何を感じた?)僕も体がいいタイプではないし、格闘技は体ではないと思ってるんで、それを明日見せられればいいなと思っています。

(ファンの皆様へのメッセージは?)この二人で勝ったほうが、タイトルマッチできると自分らは勝手に思ってるんで、勝ってベルトを獲るっていうのが僕の目標なんで、一生懸命明日はがんばりたいと思います」

 

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