2022.02.09

 東京・K-1ジム五反田にて、2月20日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.134」の[Krushウェルター級タイトルマッチ級/3分3R・延長1R]で寧仁太・アリと対戦する松岡力が公開練習を行なった。

 昨年4月「Krush.124」で加藤虎於奈を破り、Krushウェルター級王座を獲得した松岡。下半期は9月のK-1横浜アリーナ大会に出場し、Krush王者として第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメントに参戦したが、準決勝で安保瑠輝也に敗れた。しかし「Krush代表として出ているんでベルトは持ち帰りたかったんですけど、強敵が多くて敵わなかったです。でも、まだ心は全く折れてないんでリベンジしたいと思います」と、闘志が衰えている様子もない。

 9月以降、特別新しい取り組みはしていないそうだが「まだまだトレーナーから教わることがたくさんあるので、それを自分の身につけることを精一杯やっている」と意欲的にトレーニングに励んでいる。

 公開練習としては同じ「Krush.134」に出場する堀井翼とマススパーリングを披露し、「トレーナーが変わってから自分の実力が上がっているのも見てもらえれば分かってもらえると思いますし、自分でも実感出来ていますので、これからまだまだ上がると思っているので頑張ります」と、実力アップの手応えも掴めているようで、気持ちを切り替えてベルトの防衛戦に挑む。

 今回の挑戦者は若手の伸び盛りの寧仁太だが、「強いですよね。穴がないし長身でめちゃくちゃやりにくそうな相手ですね」と、その印象を語った松岡。寧仁太と言えばその高い身体能力が注目されている。それに対して松岡は自身のことを「普通」と語っており、どう攻略するのかも気になるところだが、「身体能力が高くて強い選手だし、僕にメリットがなかなかない試合なんで、本当に厳しい戦いになると思いますけど、どうしましょうね?(笑)」とぼやかしていた。とはいえ、「若い子には負けていられないんでね。頑張って倒そうと思います」と、負ける気はさらさらない。

 何よりも松岡には負けられない理由がある。それは「僕も若くないですし、リベンジしないといけない相手たちもいるんで、ここを落としていたら辿り着けないと思っているし、絶対に倒したいと思います」と、現役中にやり返さなければいけない相手がいるからだ。

 トーナメントを制覇し、K-1ウェルター級王者になった野杁正明や、トーナメントの準決勝で敗れた安保も、「当然リベンジしたいという意識はめちゃくちゃありますね」と、その中には含まれている。彼らともう一度戦うためにも、「負けてたら辿り着けない場所にいるような人たちなんで、こんなところで負けているわけにはいかないですね」と、寧仁太の返り討ちを強く誓う。
 敗れてきた相手へのリベンジもあるが、「キングスの最年長のほうの僕としてはこんなところで落としていたら後輩たちにも威厳を保てないですし、ベルトは守って頑張りたいです」と、若い後輩たちに自分の背中を見せたいという気持ちもある。「こんなご時世ですけど、僕らの戦いを見てもらって、街とか社会を活気づけられたらいいと思っているんで、格闘技で明るくしていきたいんで応援よろしくお願いします」と、様々な想いを胸に抱えながら、松岡は初防衛戦のリングに向かう。

 

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