Krush
2020.04.13
#NEWS

2R、辻出がじりじりと前に出て左ストレートと右フック。中村も左フックを返す。激しく打ち合う両者。辻出がハイキックを狙い、中村もパンチをボディに散らす。中村は辻出をコーナーに詰めて右ストレートと右フック、そして右のヒザ蹴り。辻出も左ストレートを返すが、中村がパンチで前に出る。
3R、辻出が左ストレートから右フック。中村は距離を取りながら右ストレート、ヒザ蹴りを合わせる。しかし辻出は構わず前に出て右フックから左ストレート、左ハイキック。アグレッシブに攻める辻出だったが、パンチの打ち合いで中村がダウンを奪う。ここで試合終了となり、中村が判定勝利を収めた。
2R、結城はインローを蹴って、パンチのコンビネーションから右ロー。Kazyosiも右ストレートから連打をまとめる。結城も退かずに打ち合い、右ストレートから左フック、右フックを叩き込む。パンチを返すKazyosiだったが、結城が右ストレートから連打をまとめて、Kazyosiの蹴りに右のパンチを合せてダウンを奪う。
3R、ダウンのポイントを挽回しようと前に出るKazyosiだが、そこに結城が右ストレートを当てる。激しく打ち合う展開となり、結城の右フックが立て続けにヒット。Kazyosiも右アッパーからパンチを返し、右ストレートでが結城の足が止まる。
判定はジャッジ1名が29-28で結城を支持したものの、残り2名は28-28、28-28のドローとした。(結城=勝ち点1、Kazyosi=勝ち点1)
2R、嶋田の右ミドルを受けて、鈴木はすぐに右ローを蹴り返す。嶋田はじりじりと前に出て右ボディストレート、鈴木は右ローを的確に当てて、飛び込むような右ストレート。嶋田はパンチで前に出ていくが、鈴木はバックステップでかわして右ローを当てる。
3R、前蹴りと右ローで前に出る嶋田。鈴木も前蹴りを返して右ロー、左ボディを打ち込む。鈴木は右ローを効かせて、再び強烈な左ボディ。これで嶋田が崩れ落ち、鈴木が先にダウンを奪う。立ち上がった嶋田に鈴木はパンチと右ロー。そしてえぐるような左ボディでダウンを追加する。必死に立ち上がる嶋田だったが、鈴木が左ボディを当てると、そのままダウン。鈴木がKO勝利でリーグ初戦を飾った。(鈴木=勝ち点3、嶋田=勝ち点0)
大川はインローとミドルで匠をロープに詰めて連打。しかし匠も右ストレートから回転の速いパンチを打ち込んでダウンを奪う。残り10秒、一気に襲い掛かる匠。右ストレートで大川に尻餅をつかせるが、それとほぼ同時にラウンド終了のゴング。ダウンとは認められなかった。
2R、匠が右ボディから左フック。大川は匠の前足にローを蹴って右フック、左ストレートを当てる。プレッシャーをかける大川だが、そこに匠が右ストレートと右のヒザ蹴り。大川は左ストレートとローで匠を下がらせる。
3R、ここも前に出ていく大川。インローと左ミドルを蹴って、右フックからパンチにつなげる。匠は右ボディから右のヒザ蹴り、手数を増やしてパンチをまとめる。大川も左ハイキックから連打。必死に前に出ていく大川だが、匠も距離を取って攻撃を返す。判定は3‐0で匠の勝利となり、匠が白星スタートを切った。(匠=勝ち点2、大川=勝ち点0)
試合後、鈴木は「58kg級の初代王座決定トーナメント一回戦だったんですけど、相手が中嶋選手ですごい高いモチベーションで練習できました。中嶋選手とは1勝1敗なので、またいつか決着をつけましょう」中嶋にメッセージを送った。
2R、皇治の左ミドルに神戸が右ストレート。皇治も飛び込むような右ストレートを返す。神戸は皇治の右ハイキックをブロックして左ボディ、右ボディからパンチをまとめる。神戸はパンチで前に出てヒザ蹴り、そしてボディ打ち。皇治はヒザ蹴りのカウンターを狙う。
3R、神戸が左ボディからパンチで前に出る。皇治も左フックを返してパンチから飛びヒザ蹴りへ。神戸は距離を潰して左ボディと顔面への左フック。皇治も右のパンチを返してヒザ蹴り。神戸がボディを中心にパンチで攻めれば、皇治はパンチとヒザ蹴りで攻撃を返す。残り30秒、激しく打ち合う両者だが、試合終了のゴングを聞く。
判定は2-0で神戸の勝利。軽量級らしいスピーディな打ち合いを制した神戸がトーナメント準決勝に駒を進めた。
試合後、勝利のムーンサルトを見せた武尊は「58kgのトーナメント、僕は人生をかけて戦い抜くつもりです。格闘技をやっていても、ベルトがないと何の意味もない。トーナメントには強い人がたくさんいますけど、僕が一番ベルトが相応しいと思います」と王座奪取を誓った。
2R、寺戸は小刻みにステップして右ロー、そこから右ストレートと左ミドルにつなげる。右ローと前蹴りの寺戸に対して、KO-ICHIは追いかけるようなパンチから左フックを打つ。ジャブと左フックで攻めるKO-ICHI。寺戸はそこに右のカウンターを狙う。距離が開くと寺戸は右ロー、さらに飛びヒザ蹴り。KO-ICHIも左フックから右ロー、パンチを返す。
3R開始直後、寺戸が絶妙のタイミングで右ストレート。これでダウンを奪うと、今後は左フックから右飛びヒザ蹴りでダウンを追加。何とか立ち上がるKO-ICHIだったが、寺戸がラッシュしたところでセコンドがタオルを投入、試合がストップされた。
見事なTKO勝利を収めた寺戸は「KO-ICHI選手、強くて苦戦しましたけど、勝ったのは俺なんで。このトーナメント優勝したいと思います」と-58kgでのベルト獲りを宣言。そして「みなさん8・25Krush広島、見に来てください!」と広島大会をアピールした。
しかし2R、佐藤は一気に前に出てパンチとヒザ蹴り。健太も左ボディや右アッパーを打ち返すが、佐藤はペースを崩さず。ジャブと前蹴りで距離を取り、左右のヒザ蹴りでどんどん前に出る。健太も必死に奥足ロー、ボディにパンチを返す。佐藤は前蹴りで健太を下がらせて、突き刺すようなヒザ蹴りで攻め立てた。
3R、佐藤がパンチとヒザ蹴り。健太もローを蹴って、右アッパーを突き上げて左フック、右ハイキックを蹴る。佐藤は距離を詰めて左右のヒザ蹴り。健太はボディにパンチを振って顔面に右ストレート。佐藤をコーナーに詰めて、一気に左右の連打をまとめる。コーナーにくぎ付けにされた佐藤だが、ヒザ蹴りで猛反撃。健太もローとパンチを返し、佐藤のヒザ蹴りに左フックを狙う。佐藤は健太をロープに詰めてヒザ蹴り、健太もバックキックを返す。
そこで試合終了のゴングとなり、判定は2‐0で健太の勝利。健太が“70kg日本最強”佐藤から勝利をもぎ取った。
そんな因縁のタイトルマッチ。両者がリングに上がると、城戸はじっと守屋の顔を睨みつける。試合開始のゴングが鳴っても、両者グローブを合わせることなく、試合が始まった。
サウスポーに構えて距離を取る城戸に対して、守屋は左右のロー。城戸は奥足ローを蹴って、バックブローを狙う。城戸が左ミドルを蹴ると、守屋はインロー。城戸が飛び込むような左ストレートを見せて、ジャブから奥足ロー、左ハイキックを蹴る。
守屋はプレッシャーをかけ続けてインロー。城戸は守屋を前蹴りで離してバックブローにつなげる。守屋の右ミドルに城戸は奥足ロー。守屋が城戸をロープに詰めてパンチを狙うが、城戸は前蹴りで突き放す。
2R、守屋が前に出て城戸の前足にロー。城戸は奥足ローを蹴って、それをフェイントにした左ストレートを打つ。距離を取りながら奥足を蹴る城戸。守屋もそれを追いかけて右ローを蹴り返す。
しかし城戸が左ストレートから右フック、これで守屋の足を止めて左のヒザ蹴りを突き刺す。守屋もパンチから右ハイキックを狙うが、城戸は右フックから奥足ローを連打。下がる守屋を左ストレートと奥足ローで攻め立て、守屋をなぎ倒すような左右の連打!
これで守屋が後方にバッタリと倒れ、城戸がダウンを奪う。必死に立ち上がろうとする守屋だが、立ち上がることが出来ず。城戸が見事なKO勝利で因縁のタイトルマッチにケリをつけ、初防衛に成功した。
試合後、ベルトを腰に巻かれ、マイクを渡されると「城戸のところにマイクが来たよ」と城戸劇場がスタート。「みなさんありがとうございます。今日はめっちゃプレッシャーがかかった超怖い試合でした」と試合前の心境を告白した城戸は、舌戦を繰り広げた守屋に「守屋選手がいっぱい色々と言ってくれて、本気でイラっとしたこともあったけど、これだけお客さんが来てくれて、よかったと思います」と声をかける。
さらに「引退をかけろとか言ったけど、引退しなくていいんで条件を2つ飲んでください。もうやりたくないんで俺とはやらない。そして俺がスパーリングパートナーに困った時はジムに来てくれる券を5枚発行してください(笑)。世界の70kgは強いけど、一緒に頑張りましょう」と試合が終わればノーサイドの意思表示。自軍コーナーにいた守屋と抱き合い、握手を交わすと会場からは拍手が起こった。
しかしこれで終わらないのが城戸劇場だ。「今日は感動な感じで終わらせようと思ったけど、じゃあ一個、モノマネやります」と宣言した城戸は“レフェリーストップしようかしまいか迷った結果、結局、試合を止めるけど、広背筋がデカすぎて溺れている人にしか見えない角田信朗師範”というマニアック格闘技モノマネを披露。さらに城戸の応援に来ていたお笑い芸人の千原せいじさんをリングに上げて記念撮影に応じ、城戸劇場に幕を下ろした。
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