2021.03.09

 東京・クロスポイント吉祥寺にて、3月21日(日)東京ガーデンシアターで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K'FESTA.4 Day.1~」の[スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で山崎秀晃と対戦する不可思が公開練習を行なった。

 同大会でK-1スーパー・ライト級王者の山崎秀晃とスーパーファイトで戦うことになった不可思。「コンディションはいい感じですね。体の調子もいいし、メンタル的にもいい感じに持ってこれてます」という言葉通り、公開練習でも鋭いミット打ちを披露した。

 昨年の3.22「K’FESTA.3」で安保瑠輝也とのK-1スーパー・ライト級タイトルマッチに敗れて以降、K-1ルールへの適応に取り組んでいたという不可思だが、続く9.22K-1大阪大会でも平山迅に敗れるなど、試行錯誤が続いていた。「ガンガン行くところが僕の試合のいいところだと思うので、そこを上手くK-1のスタイルで作っていこうとしている中で見失っちゃった部分もあった」と、ルールへの適応を意識するあまり、自分の良さが発揮できない状況に陥っていたという。

 だが「自分の良さというか、元々持っているものをいかに出すかっていうことが一番大事」と思い立ったことで、昨年12月のK-1両国国技館大会では鈴木勇人との打ち合いを制してKO勝利。「K-1に適応する練習をしながら、自分の一番いいところをなくさないようにっていうのを意識してやってます」と、山崎戦に向けてもファイトスタイルの進化に取り組んでいる。

 山崎との対戦の話を聞いた時は「12月の試合が終わって、次の年の終わりぐらいにでもやらしてもらえるようにと思ってたんですけど、それが一発目で来たんで、いきなり来たかっていう感じですね」と驚いたという不可思。チャンピオンになった山崎に関して、「倒すか倒されるかの熱い試合をする選手だなというのは昔からあって、そのイメージは変わらないです。もちろん凄い楽しみです」と、待ち望んでいたカードだったようだ。



 下馬評では不利も囁かれているが「そういうふうに見られているなら、僕が勝ったほうがおもしろくて盛り上がると思う。そういう意味ではいいんじゃないかなと思っています」と意に介さず。ここまでの練習によほど手応えがあるようで、「試合に向けてやっていく中で、自信も少しずつ掴めてきて、今はマジで僕が勝つと本気で思ってます」と、自信たっぷりに語っていた。

 山崎が得意にしている掛け蹴りに関しても、それができる相手とスパーリングを敢行。「実際に受けてみないと対応できないなと思ったんですけど、それは実際に練習でやれてるんで、そんな大丈夫です」と、準備万端で試合に臨む。

「圧倒して勝つ」と意気込んでいる山崎の発言を聞いても、「チャンピオンになって一発目なんで誰でもそれぐらい言うんじゃないですかね? ナメてたりするなら、ナメてもらってたほうがいいかなって感じですね」と、臆するところはない。

 今回はタイトルがかかっていないスーパーファイトだが、「形としてベルトを獲りたいんですけど、それは先のこと。とりあえず目の前の試合に勝つ」と、まずは王者狩りに集中だ。「勝って、楽しい1年の始まりにしたいですね」と、K-1のベルト奪取というその先の目標に向けて好スタートを切ることを目論んでいる。

 

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