スーパー・バンタム級 (-55kg)
鬼山 桃太朗
Kiyama Momotaro

2021.07.30
前回3月のK-1ではスーパー・バンタム級トップファイターの一角・金子晃大と対戦し、3RKO負けを喫した鬼山。敗因については「絶対に勝てると思っていましたが、今振り返ると、格闘技に対する考え方が甘く、そりゃあ負けるわなと。先輩の武尊さんは気持ちを出して戦って気持ちが折れなければ絶対に勝てるということを言われていて、僕も絶対に気持ちでは負けないという思いでやっていましたが、気持ちだけの戦いではダメだなと。気持ちが強いのは当たり前。実際、武尊さんは気持ちだけじゃなく色んな技術があった上での気持ちの強さなので、僕は基本的なことをしっかりやろうと思いました」と自分のスタイルを見つめ直すいいきっかけになったという。
その結果「だいぶ変わってきて、いい感覚が掴めています。自分としても攻略しづらい選手になっていますし、相手が前回の試合を見て対策を練ってくるなら参考にはならないと思います。前までは素直すぎる戦い方でしたが、持ち味は消さないで今はやらしい戦い方もできる桃太朗を目指していて、次は変わった姿が見せられると思います」と手応えを感じているとも話す。
金子戦の公開練習では、猿(渡辺雅和代表)、犬(上松大輔トレーナー)、キジ(伊澤波人)を従えてミット打ちを披露した鬼山だが、この日、おともたちの姿は見えず。「いつもは一緒にいるのですが、今回はタイトルの懸かった試合ということで、僕の“本気度”を伝えたいと思って一人で来ました」と真剣モード。そして、渡辺代表を相手にミット打ちを行い、仕上がりの良さをアピールした。
トーナメント組み合わせ発表記者会見時に愛瑠斗は「鬼から生まれた愛瑠斗です」「桃太朗退治をして頑張ります」など鬼山の桃太郎設定を意識したコメントが多かったが「ビックリしました。そこまで来るかと(笑)。向こうは『鬼のトレーナーに育てられた僕が桃太朗退治をします』と言ってましたが、僕も実は鬼に育てられているんです(笑)。鬼山に辿り着い桃を鬼に拾われて、僕は鬼に育てられてたのでキャラ被りだなと。そこはちゃんと調べてきてほしかったですね。完全に勉強不足ですよ」とダメだし発言する場面もあった。
昨年11月にはBigbangに出撃し、スーパー・バンタム級王座を獲得している鬼山だが、主戦場としているKrushのタイトルの懸かった試合ということで「毎回勝つ気で臨んでいますが、やはりタイトルが懸かると気持ちが違いますし、毎日気合いが入った練習ができています。いい練習ができているのでいい勝ち方のイメージもできています」と気合い充分だ。
今大会のメインでは同門のMIOがKrush女子アトム級タイトルマッチに挑むため、いい勝ち方でつなぎたいところ。「MIOさんも問題なく勝ってくれると思うのですが、僕が先にいい試合をしてプレッシャーをかけようと思います(笑)。トーナメント全体を通して、『鬼山桃太朗のトーナメントだったな』と思われるような勝ち方をしていき、最終的に自分がベルトを巻いて終わりたい。まずは一回戦で絶対に倒します!」と力強いコメントで締めた。
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