2021.10.30

 10月30日(土)都内にて、開催を明日に控える「Krush.130」後楽園ホール大会の公開計量と前日記者会見が行われた。

 今大会より開幕する第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントだが、一回戦で友尊と対戦する予定だった佐野天馬が脱水症状でドクターストップがかかって、計量不参加・欠場。計量をクリアしていた友尊の不戦勝が決定した。会見には佐野vs友尊以外の3試合に出場するSATORU成合vs中島千博、山本直樹vs伊藤健人、横山朋哉vs松本涼雅の6選手は無事に計量をクリア。この6選手だけで会見に臨んだ。

 同じ日に行なわれるKrushスーパー・バンタム級のトーナメントが平均年齢22.5歳という若者同士の戦いならば、このスーパー・フェザー級のトーナメントは若手もベテランも混在する戦いだ。その中でも最年長の32歳で、Krush Evangelistの石川直生さんから、「毎試合、記録より記憶に残る素晴らしい激闘を繰り広げるファイター」と紹介されたのがSATORUだ。

 同じジムの瓦田脩二が先日Krushライト級王座を戴冠し、璃明武が今大会でKrushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントに臨むとあって、SATORUも「自分も日に日にベルトが欲しいという気持ちになってますし、深く欲しいと本気で思っているんで、明日は1試合目、確実に勝ちます」とトーナメントに懸ける想いは強いようだ。「毎日毎日、子供二人の顔を見て、自分がしっかりベルトを巻いて、この二人をリングに上げて一緒に写真を取るぞという覚悟を決めて毎日過ごしていました」と、可愛い子供のためにも一回戦突破を誓う。

 対する中島は石川さんから「極真空手の蹴りとパワーオブドリームで培っているフットワーク、そのスタイルの融合を突き詰めている選手なので、捕らえ切るのは非常に至難の業です」と評価されたフットワークが持ち味の選手だ。「やってきたことを一回戦で出して、しっかり突破できるように頑張ります」と意気込みを語った中島。

「チャンピオンになりたいっていうのが一番なんですが、まずは風邪を引かないことやコロナにならないこと、そのためにしっかり手洗いうがいをして過ごしてきました」と体調管理も万全のようだ。「やってきたことを試合でしっかり出せば、自然と面白い試合になると思っています」と、SATORUとの試合に自信を見せていた。

 このトーナメント出場者で、唯一タイトルマッチの経験があるのが山本だ。昨年12月のK-1両国大会ではK-1本戦初登場を果たし、元K-1王者の村越優汰との対戦も経験した。しかし、あと一歩のところでいい結果が出せていない。「山本選手本人にしか表現できない想いをこのトーナメントで大爆発させてくれることに期待しています」と石川さんからの期待も大きいが、山本自身も「自分がベルトを獲るという気持ちを明日の試合で見せたいと思います」と結果へのこだわりは強い。

「自分は伊藤選手のことを毎日YouTubeで試合内容を見たり研究しまくって、どうやったら倒せるか、どうやったら完封できるかっていうのを毎日考えていました」と、一回戦の相手である伊藤の攻略にも全力を注いで準備をしてきた。「リングに上がるのは自分なんですけど、応援してくれる方、支えてくれている方たちと一緒に戦っていきたいと思います」と、周囲の人たちと一丸となって悲願のベルト奪取に挑む。

 対する伊藤は昨年、K-1ジム蒲田に移籍。移籍初戦こそ勝利したものの、その後は三輪裕樹、中島に2連敗している。しかし、石川さんは「所属が変わったことで太田(東玖)トレーナーの元でこれまでのキャリアが全て繋がってきたのかなという印象です。長いキャリアを持った選手が新しい環境と新しいトレーナーとの出会いで別人のように生まれ変わることは非常に価値があることなので、その価値の深さをこのトーナメントで証明してもらいたいと思います」と、その成果の発揮に期待を寄せている。

 伊藤本人も「カード発表会見から自分がチャンピオンになるって覚悟を決めて毎日過ごしているんで、明日はその1回目の発表だと思っているんで、それを出すだけです」と、トーナメントに懸ける強い想いを口にした。「全選手、全観客含めてこのトーナメントが盛り上がるような一回戦を見せたいと思っているので、明日は全てを出します」と、全て出し尽くす覚悟で一回戦に臨む。

 今回のトーナメントの優勝候補と目されているのが横山だ。昨年から今年にかけて3連勝を飾っており絶好調。石川さんからも「優勝候補にあげられるのに相応しい実績とKrushを体現する戦いを見せてくれているのが横山選手です。Krushのチャンピオンに相応しい戦いを体現してほしいなと思っています」と高い評価を受けながら紹介された。

 しかし、横山本人は、「優勝候補と言われていても別にどうとかはないですけど、普通にいつも通り」と、そのプレッシャーは感じていない様子。「松本選手に勝つことだけを考えて、勝つプラス圧倒的な差で倒して勝つっていう、それだけを目標に頑張ってきました」と、まずは一回戦で優勝候補と呼ばれる実力を証明する気のようだ。

 この21歳の横山と一回戦を戦うのが20歳の最年少・松本。優勝候補との一回戦だが、石川さんからは「松本選手は横山選手を打ち破ってしまう高いポテンシャルを持っていると思います」と、その潜在能力には太鼓判を押されている。本人も「逆に倒したら俺が優勝候補やんみたいな、そんな感じのモチベーションでずっとやっています」と、横山に対して臆するところは一つもない。

 2019年にデビューして3戦3勝の無敗街道を突き進んでいるが、試合をするのは昨年の7.21「Krush.115」以来でおよそ1年3カ月ぶり。「久々の試合でめちゃめちゃ気合いが入って、めちゃめちゃええ感じに仕上がってるんで、明日注目よろしくお願いします」と、ブランクも気にすることなく自信を見せていた。

SATORU成合
「同じジムの瓦田脩二選手、そして同じ日に璃明武選手がベルトを獲ってくれると思うんで、自分も日に日にベルトが欲しいという気持ちになってますし、深く欲しいと本気で思っているんで、明日は1試合目、確実に勝ちます。(準決勝の対戦相手と計量で向かい合った時に感じたことは?)見た感じの印象は今までの試合を映像で見ている感じと変わんないんですが、巧い選手なんでバチバチで闘います。(一回戦に向けて意識して練習してきたことは?)僕は3日間、朝久道場に練習に行かせてもらって。ただ打ち合うだけじゃなくて、いろいろ技術面もまだ見せてない部分があるので、そこを見せていけたらと思っています。(今日までどんなことを一番強く思って練習なり日々を過ごしてきた?)僕は毎日毎日、子供二人の顔を見て、自分がしっかりベルトを巻いて、この二人をリングに上げて一緒に写真を取るぞという覚悟を決めて毎日過ごしていました。(ファンの皆さんへのメッセージは?)最後のチャンス、しっかりものにして、明日は自分の日って言えるぐらいのいい試合をするのでよろしくお願いします」

中島千博
「やってきたことを一回戦で出して、しっかり突破できるように頑張ります。(準決勝の対戦相手と計量で向かい合った時に感じたことは?)とても気合いの入った顔をしていたんですが、僕も同じぐらい気合いが入っているので、明日が楽しみです。(一回戦に向けて意識して練習してきたことは?)僕も皆さんと同じように変わった練習はしていなくて、SATORU選手に勝てるように練習してきました。(今日までどんなことを一番強く思って練習なり日々を過ごしてきた?)チャンピオンになりたいっていうのが一番なんですが、まずは風邪を引かないことやコロナにならないこと、そのためにしっかり手洗いうがいをして過ごしてきました。(ファンの皆さんへのメッセージは?)やってきたことを試合でしっかり出せば、自然と面白い試合になると思っています。応援よろしくお願いします」

山本直樹
「優弥道場の山本直樹です。支えてくれる方、応援してくれる方たちのおかげで最高の準備ができています。自分がベルトを獲るという気持ちを明日の試合で見せたいと思います。楽しみにしていてください。(準決勝の対戦相手と計量で向かい合った時に感じたことは?)もちろんベルトが懸かっているので覚悟は決めて試合に出てきていると思うんですが、明日はレベルの差を見せたいと思います。(一回戦に向けて意識して練習してきたことは?)練習は変わらず、ベルトを獲ることだけを考えてやってるんで気持ちだけは誰にも負けないと思っています。(今日までどんなことを一番強く思って練習なり日々を過ごしてきた?)自分は伊藤選手のことを毎日YouTubeで試合内容を見たり研究しまくって、どうやったら倒せるか、どうやったら完封できるかっていうのを毎日考えていました。(ファンの皆さんへのメッセージは?)リングに上がるのは自分なんですけど、応援してくれる方、支えてくれている方たちと一緒に戦っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」

伊藤健人
「明日はトーナメントの一回戦、全選手、全観客含めてこのトーナメントが盛り上がるような一回戦を見せたいと思っているので、明日は全てを出します。(準決勝の対戦相手と計量で向かい合った時に感じたことは?)今日会った感想は特にないんですけど、山本選手は試合に懸けてるものが毎試合見てて伝わるので、明日は自分との戦いなんで、その想いに負けないようにやります。(一回戦に向けて意識して練習してきたことは?)このトーナメント、カード発表会見から自分がチャンピオンになるって覚悟を決めて毎日過ごしているんで、明日はその1回目の発表だと思っているんで、それを出すだけです。(今日までどんなことを一番強く思って練習なり日々を過ごしてきた?)今日までチャンピオンになるために強くなるための練習もそうなんですけど、チャンピオンになる者の過ごし方というか、毎日をそうイメージして、自分がチャンピオンになったというイメージで毎日を過ごしていました。(ファンの皆さんへのメッセージは?)このトーナメントを含め、明日の試合に向けて全てを懸けて毎日を過ごしてきたので、それが明日出るので、明日は皆さん、それを楽しみにしていてください」

横山朋哉
「リーブルロアの横山朋哉です。明日頑張ります。(準決勝の対戦相手と計量で向かい合った時に感じたことは?)いい目をしていたなっていう感じなんで、松本選手はまだハタチか? 僕は21なんで若い者同士で盛り上げられたら面白いなと思っています。(一回戦に向けて意識して練習してきたことは?)僕も変わった練習はしてないですね。まあトーナメント一回戦というか、普通に松本選手とのただ単にワンマッチだと思って練習してきたんで、トーナメントに関しては何もないですね。(今日までどんなことを一番強く思って練習なり日々を過ごしてきた?)僕も変わんないですね。松本選手に勝つことだけを考えて、勝つプラス圧倒的な差で倒して勝つっていう、それだけを目標に頑張ってきました。(今回優勝候補と目されているがそのプレッシャーは?)プレッシャーはないですね。優勝候補と言われていても別にどうとかはないですけど、普通にいつも通り。逆にそれを気持ちに持っていくのが面倒臭いんで、いつも通りな感じですね。プレッシャーは特にないです。(ファンの皆さんへのメッセージは?)今、この間のK-1もそうですけど、次の11月、12月のKrushもカード発表とかで結構盛り上がっているんですけど、明日は僕が10月のKrushを締めくくって、ハッピーハロウィンで終わりにして、来月からまたKrush、K-1が盛り上がってくれればいいと思うんで、とりあえず明日は僕と松本選手を含め、スーパー・フェザー級のトーナメントと他の試合ももちろん注目をよろしくお願いします」

松本涼雅
「計量もいい感じで終わって、めちゃめちゃ楽しみです。(準決勝の対戦相手と計量で向かい合った時に感じたことは?)特に何も思わんかったっすね。(一回戦に向けて意識して練習してきたことは?)そんなに変わった練習はせんと、自分の技だけを磨いてきたんで。(今日までどんなことを一番強く思って練習なり日々を過ごしてきた?)ただただ横山選手に勝つという、それだけを思ってやってきました。(優勝候補と言われている選手と戦うのはどういう気持ち?)なんも思わんですね。逆に倒したら俺が優勝候補やんみたいな、そんな感じのモチベーションでずっとやっています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)久々の試合でめちゃめちゃ気合いが入って、めちゃめちゃええ感じに仕上がってるんで、明日注目よろしくお願いします」

 

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