2021.11.14

 滋賀・LEGEND GYMにて、12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~」の[スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]で安保瑠輝也と対戦する海斗が公開練習を行なった。

 普段は所属している埼玉県のポゴナ・クラブジムで練習をしている海斗だが、今回は出身地の滋賀県に帰郷。地元で評判のLEGEND GYMで調整を続けている。「僕は地元が滋賀県なんですけど、強いジムなんでLEGEND GYMの会長に教えてもらいたいと思ってお願いしに来ました」と、自らこのジムの門を叩いたという。このLEGEND GYMで「ケツを叩かれないと出来ないんで、全部決めてもらってみんなでしんどい練習やっています」と、普段よりも厳しいトレーニングを積んでいるという海斗。「短時間で思いっきり追い込むんで、毎日くたばってます」と、自らを厳しい環境に置いて、安保との試合に備えている。

海斗は不良の祭典とも呼ばれるアマチュア格闘技イベントの「THE OUTSIDER」出場経験もある異色の経歴の持ち主。高いKO率で注目も集まっていたが、ここ最近は木村“フィリップ”ミノル、近藤魁成、寧仁太・アリに3連敗中だ。しかし、このLEGEND GYMに来てから、それまで勝てなかった部分の修正にも取り組んだ。「まだこっちに帰ってきてちょっとですけど、掴みかけてるんでこれから勝っていきます」と、地元で練習を積むことで気持ちも新たにしている。

 今回の対戦相手の安保とは、本来は1月に予定されていた「K’FESTA.4」で対戦するはずだった。しかし、大会が延期となり、また安保の拳の負傷もあって、ようやくこの大阪大会のタイミングで実現した試合だ。「僕が出てないトーナメントでも準優勝しとったんで、そんな選手と当ててもらったんは嬉しいですね」と、改めて試合が決まった時の心境を吐露した海斗。自身も昨年3月「K’FESTA.3」の第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントに出場しているが、一回戦で木村に敗北してしまった。「本来の階級は67.5kg(ウェルター級)なんで出たいなと思いましたね」と、自分の本来の階級のトーナメントにエントリーされずに悔しい思いもしたようだ。

 だが、そのトーナメントで準優勝を飾った安保との対戦は、遅れを挽回し一気にタイトル戦線浮上も狙えるチャンスだ。直近の試合で3連敗していることもあり、「ホンマにチャンスやし、勝たなヤバいんで絶対に勝ちたいっすね。もう勝ち方はどうでもいいんで勝ちたいですね」と、なりふり構わず勝利を目指す。安保については「動きが速いですね。手足が長いし、速くて派手な技で倒しているイメージがありますね」という印象を持っているが、「パワーっすね。ゴリゴリ行こうと思っています」と、自身では安保よりも上と思っているパワーで対抗する考えだ。

 安保と言えばYouTubeで自分のチャンネルを持つなど発信力のあるファイターの一人。カード発表記者会見でも海斗に対して挑発的な言動があった。「そこでしばいたろかなと思いましたね」と不快感を隠さない海斗。その後、SNSでも軽い挑発の応酬があったが、「『もっと煽って来いよ』みたいに言われたらやりにくいじゃないですか? お笑い芸人に面白いことを言ってって言っているようなもんなんで、下手くそやなと思って」と、安保の挑発の仕方にはダメ出しだ。海斗自身は「どうせやるので意味ないかなと思います」と、これ以上の挑発には応じず、リング上での決着に集中する。

 また、滋賀県出身の海斗にとって、今回の大阪大会は準ご当地とも言うべき関西圏での試合だ。「応援はどこでも来てくれるんですけど、今回はすぐにチケットが売れちゃって、全然自分の手元にもなかったんですよ。関西全部から来てくれるし、来てくれる人がいっぱいいるんで負けたくないですね」と、地元の声援をバックに安保に立ち向かう。

「LEGEND GYMではまだ全然完成してないし、来年にはもっと強くなったところを見せられると思うんですよ。これからちょっと見といてくださいって感じですね。まだまだ強くなっていきます」と、さらなる進化の手応えも掴んでいる。安保戦はそのきっかけにしたい再スタートの試合。「チケット全然なくて来れない人もいっぱいいるんですけど、ABEMAやGAORAで僕が勝つところを見せるんで、携帯・テレビを見ながら吠えてください」と、復活の勝利をファンに届けることを誓っていた。

 

選手登録