スーパー・フェザー級 (-60kg)
島野 浩太朗
Shimano Kotaro

2022.01.25
――昨年5月以来、9カ月ぶりのK-1参戦となります。試合が決まりどんな心境ですか?
「いつ決まるか分からなかったですが、『決まった時のために準備ができた自分でいよう』と思って、毎日を過ごしてきました。なのでオファーをいただいた時には『いよいよ来たな』と思いました。前回の試合も悔しい結果(佐野天馬に判定負け)だったので、勝つために何ができるかを真剣に考えて過ごしてきたつもりです」
――自分に足りなかったのは何であったか、どんな結論に至りましたか?
「初心というか、格闘技を始めた頃の強い気持ちを感じながら練習することを大前提にやっていました。やはり経験を重ねていくうえで、戦いとスポーツの境界線じゃないですけど、そこを勘違いしてしまっていたと思うんです。キャリアを積んで試合をやればやるほど、上手になる技術や動きがあるのですが、その根っこにある“戦い”の部分が曖昧になってしまうというか、温度が冷めてしまうというか。変に冷静になってしまうところがあったので、そんな自分では通用しないと痛感しました」
――そういった初心・戦いの精神を取り戻すことはできましたか?
「それをいま一番大事に過ごしているので、当日どういう結果になるかは分からないですが、自分の中ではすごく自信があります」
――対戦相手の弘嵩選手とは2014年11月に対戦していて、約7年ぶりの再戦となります。
「弘嵩選手はK-1・Krushの元王者ですし、新生K-1が始まる前からKrushのスーパー・フェザー級王者を引っ張ってきた名王者だと思います。自分は“狂拳”竹内裕二先輩と弘嵩選手が戦ったKrush初代王座決定トーナメントでセコンドにつかせてもらって、2人が戦う姿を見て“自分もチャンピオンになりたい”と心の底から感じて。自分にとって先輩と弘嵩選手の試合が始まりの場所だったんです。その始まりの気持ちを超えるため、この試合は必ず突破しなきゃいけないと思っています」
――改めて弘嵩選手にはどんな印象を持っていますか?
「確固たる技術・経験があって、土壇場での逆転劇だったり、ありとあらゆる面で底力がものすごい選手だと思います」
――7年前の対戦ではダウンを奪われた島野選手が3Rに弘嵩選手を追い詰めてあと一歩という場面もありました。
「あの当時は経験も浅くて、自分が胸を借りる立場というか、ガムシャラにぶつかりに行くぐらいのことしかできなかったと思います。あの時は“何とかして食らいつくんだ”という自分だったので、あと一歩で勝てたとか、そこまで気持ちが追いついてなかったです。またファイターとして対峙して感じる凄みや気迫というものは時間は経ってますけどハッキリ覚えてます」
――今回はどんな気持ちで戦いますか?
「あれからかなり時間が経ちましたし、一人の選手として堂々と弘嵩選手を破って夢をつなげたい、勝って先に進みたいです。今回こそは覚悟の一戦、このチャンスは絶対に逃すまいと思ってます」
――それでは改めてとなりますが、ファンの方たちへメッセージをお願いします。
「試合を見てくださる方々にどう映るか分からないですが、自分にとっては今まで試合をしてきたこと、選手として過ごしてきた時間の全てが詰まっているような一戦です。自分の全てを持って絶対に弘嵩選手を破りたいと思います。繰り返しですが、この試合は特別です。それが試合の内容として伝わるよう、気合いを入れて仕上げてきます。よろしくお願いします」
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