K-1WGP
2021.10.05
#NEWS

~K’FESTA.4 Day.2~
11:00開場/11:20プレリミナリーファイト開始/13:00本戦(第1試合)開始
※プレリミナリーファイト開始時間が変更になっております
【注意事項】
・会場内の指定の喫煙所以外での喫煙はご遠慮下さい。
・北の丸公園内、駐車場内には喫煙所はございません。
・ごみの分別徹底をお願い致します。
・アルコール販売、持込は禁止になります。
・会場内の食べ物の売店営業はありません。(感染予防の為)
・再入場には、必ずチケットの半券は必要になります。
・段階入場、規制退場を実施致します。必ず係員の指示に従ってください。
◆主催・著作 K-1実行委員会
◆企画・制作 株式会社M-1スポーツメディア
◆運営 株式会社グッドルーザー
◆後援 日刊スポーツ新聞社/スポーツニッポン新聞社
東京都千代田区北の丸公園2番3号 tel. 03-3216-5100
2R、ローの美伶にケイトは前蹴りで対抗。しかし美伶が右ストレートを決めダウンを奪取。立ち上がったケイトはジャブ・ミドル・前蹴りとリーチを活かして美伶を攻める。
3R、ダウンのビハインドがあるケイトはジャブ・ワンツーと矢継ぎ早に繋いで前に出る。美伶はしかしケイトのローに右ストレートをカウンターしてヨロめかせ、kの試合2度目のダウンを奪う。立ち上がったケイトに美伶はハイキック、左右ストレートを決め試合を終える。判定は30-26、30-25、30-25の3-0で美伶。2度のダウンを奪って勝利を決めた。
2R、児玉はジャブからロー、ハイキックと前に出る。しかし提髪は誘っていたか、児玉の左フックに一瞬速く左フックを合わせてダウンを奪う。立ち上がった児玉はしかし前進を弱めず、右ストレート、左フックと徐々にヒットを上げていく。しかし提髪は右カーフキックで児玉の体勢を崩し、右ストレートで再びヨロめかせて終える。
3R、児玉の前進にやや下がらされる提髪。児玉は左ボディフックから顔への左フックをダブルで打ち込む。児玉は右ボディフックも見せ、提髪のガードを下げさせ右ストレート。攻勢の児玉は「やろうぜ」とばかりのジェスチャーで提髪を呼び込む。判定は3者29-26で提髪。1・2Rとダウンを奪い勝利した。
フィニッシュへ向かう龍華に弘輝はフックを効かすが、龍華が連打で2度目のダウンを奪う。そして再びの連打で弘輝を攻め、レフェリーは試合をストップした。
龍華のマイク
「こんにちは! 会見で1試合目から盛り上げるって言ったんですけど、盛り上がったんじゃないですか? Krush、ベルト狙ってるんで、ぜひ挑戦させてください」
試合後の龍華のコメント
2R、寧仁太は右インローを多用。そこから右ストレートを繋げる。寧仁太は右インローにジャンプしてのハイキックも見せる。海斗も左いミドルを返し左ストレートを伸ばすが寧仁太の顔に届かない。寧仁太は距離を詰めてきて、打点の高いヒザで海斗の顔面を狙う。
3R、海斗が右フックと左ストレートで行くと、寧仁太もヒザを返し、そこから右ストレート、左フックで打ち返す。寧仁太は顔への飛びヒザも繰り出す。寧仁太が2段蹴りも見せ、次第に圧力で海斗を押していく。寧仁太はヒザの後でハイキックを決め海斗をダウンさせる。そして左・右とハイを決めた後で右ストレートで打ち倒しKOを決めた。
寧仁太のマイク
「K-1ファンのみなさん、初めまして。対戦してくださった海斗選手、決まってからずっと怖かったですけど成長したかったので頑張りました。本当にありがとうございます。ジムの先輩方とか仲間とか会長、家族とか地元の仲間とか自分は本当に恵まれていると思います。もっともっと強くなれると思うので、これからも応援よろしくお願いします。まだ面白い試合がずっとあるので楽しんで帰ってください」
■試合後の寧仁太・アリのコメント
「(試合の感想は?)海斗選手はすごいタフな選手で、自分はまだ全然キャリアが浅いですけど、本当にいい経験をさせてもらったと思います。(相手の印象は?)攻撃も重くて、けっこう自分は相手に攻撃してたつもりなんですけど、なかなか倒れないのでタフな選手だなという印象です。
(思うように進められた?)練習してたこととか、試合前に自分がイメージしてた攻撃があったんですけど、もっとできるなっていうところはあるし……まあでも、それもいい経験になったなと。出せたところもあるし、出せなかったところもあるなという感じです。
(1回目のダウンで手応えがあった?)そうですね。けっこう効いてるなというのが、相手選手の顔とか見て分かったので、そのまま倒しにいけてよかったと思います。(初K-1でアピールできて、ここからは?)KrushとかK-1のタイトルはもちろん獲りたいですし、人間としてもっと成長できたらと思います。
(対戦してみたい選手は?)Krushのチャンピオンの加藤虎於奈君とか、この前のK-1に出てた近藤魁成君とかはすごい強いと思うし、67.5kgの選手は他にもまだまだたくさんいると思うし、どの選手とやっても成長できるチャンスだなと思うんで、自分も頑張ってついていきたいし、追い越したいと思います。
(ファンへのメッセージを)今日は本当に応援ありがとうございました。試合中もすごく歓声が聞こえて、力になりました。次の試合も、KrushかK-1か分からないですけど、絶対KOで勝って、もっともっと上に行っていつかベルトを巻いて、皆さんに恩返しできるように頑張ります」
2R、山田はジャブから出てくるが、MIOは左フックのカウンター。MIOはリングを回って山田に来させ、右ショートストレートのカウンターで脅かす。山田が来ずにいると右ストレートから入って左ミドル。そして山田の入ってきたところに右ストレートを決め2度目のダウンを奪取する。
3R、山田の蹴りをMIOはカット。しかし強引に入り、左フックをMIOに決める。続けて右フックもMIOに決める。MIOは変わらず右ストレートのカウンターが冴え、山田をとらえる。判定は30-26、30-26、30-25の3-0でMIO。K-1初勝利を上げた。
■試合後のMIOのコメント
「(試合の感想は?)K-1での初勝利をやっと飾ることができてすごく安心したのと、ホントにうれしい気持ちでいっぱいです。(相手の印象は?)試合映像とかもいっぱい見てるし、昔から存在はけっこう知ってたので、ホントに警戒してたというか、負けなしの強さはあるんだろうなとずっと思ってました。
(警戒していたところはどこ?)もちろんキックボクシングがベースで、とても上手なのは知ってたんですけど、ボクシングに転向されて、近い距離でのボクシングテクニックだったり、まとめる力だったり、すごくうまい選手だなと思ってました。
(それを封じられたのは?)KRESTでずっと練習を重ねてて、前回の反省点をすごく考えて考えて、K-1らしい戦い方、倒しにいく姿勢だったり、強気で強気でっていう気持ちで、今回は頑張れたかなと思います。(倒した感触は?)私はホントに倒せない選手だったので、すごくうれしいです。女子高生ぶりのダウンを取れたかなって感じですね。何年ぶりやろ? 7年前とかですかね。
(これからの目標は?)今試合されてる高梨選手だったり、強い選手いっぱいいるので、体重については考えたいなと思ってるんですけど、最終的に高梨選手に絶対リベンジしてやりたいなと思ってます。
(K-1でベルトができたら狙う?)もちろんです。狙いたいですね。せっかくやってるんだから、ベルト獲りたいなと思いますね。(KRESTでやってきたことが出始めた?)そうですね。言い訳みたいになるんですけど、初戦の時は『今まで通りやればできる』と思ってたんですけど、やっぱりそれでは通用しなかったので、いろんな人からアドバイスをいただいて、自分に取り入れてやってみました。
(現状のベスト階級は?)私はずっと48kg以上でしかやってなかったので、初めて46kgに落としてみて、全然落ちたので、戦いながら46kg、45kgあたりもありかなと思いました。下の階級もすごいいっぱい選手がいるので、やってみたいなと思いました。
(高梨選手に『フィジカルからやり直してこい』と言われた時の気持ちは?)メッチャクチャ凹みました。格闘人生で初めて凹んだんじゃないかなっていうぐらい、家に帰っても楽しくないし、高梨選手がちょっと嫌いになりましたし。素直にフィジカルからしっかりやり直してきたので、まだ全然途中ですけど、しっかりこれからもフィジカル鍛えて、絶対リベンジします!
(イメージカラーの黄色ではなく、黒いコスチュームにしたのは?)一応、裏に黄色も入ってるんですけど。前回負けた時に『何がアカンかったんやろう』と思ってラッキーカラー占いをしたんですけど、その時に黄色と白、シルバーと出たので、『これ、ちょっとアンラッキーカラーを使ってたわ!』と思って、ちょっと変えてみました。
(ファンへのメッセージを)改めて、今回応援してくださりありがとうございました。K-1での初勝利を収められて、すごくうれしいです。これからもっともっと進化していきたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いいたします」
■試合後の山田真子のコメント
「(試合の感想は?)応援してくださったファンのみなさんと、福岡からわざわざ応援に来てくださった人たちに、すみませんでしたという感じです。(対戦相手の印象は?)巧かったのと、対策を練られてたかなという感じですね。
(二度ダウンを奪われたが、パンチ力は想定外?)そうですね。パンチで来ると思わなかったので『オッ、パンチか?』という感じですね(苦笑)。本当に巧かったでね。自分の実力不足なんで、もっと技術面を向上させていけたらなと。いい経験をさせてもらったので、MIO選手にはありがとうございましたという感じですかね。
(黒星がついたことについては?)そこはべつに意識はしてなかったので。本当、今回の試合は貴重な経験をさせてもらえたと思うので。『K'FESTA』に自分を選んでもらったK-1の関係者のみなさんにも本当に感謝ですね。(ファンへのメッセージ)応援してくださったるみなさんには本当に申しわけなかったという結果になっちゃったんですけど、自分にとってはいい経験だったと思うので。まだまだ技術面を磨いて結果を残していけたらなと思っているので、これからも応援よろしくお願いします」
2R、ジリジリとプレッシャーを掛けていく高梨。MARIがバックブローを放っても察知して空振りさせる。右ストレート、右ミドルと攻める高梨。これに対しMARIは高梨のミドルを度々キャッチしてしまいレフェリーから警告を受ける。プレスしたい高梨だが、MARIの左ミドルと左インローに阻まれる。
3R、左フックと右ストレートで前に出る高梨だが、MARIがカウンターの右ストレートでとらえる。しかし高梨は体幹の強さを感じさせ下がらない。左右ストレートで行く高梨にMARIは左右フックを振るっていく。左フック・右ストレートと打ち込むMARI。しかし高梨もワンツーを入れ返す。ラウンド最後はジャブと左フック、右ショートストレートと高梨が攻めて終える。判定は30-29(高梨)、30-29(MARI)、29-29でドロー。延長戦に突入となる。
延長R、前に出る高梨にMARIはパンチの回転で応戦。その中で右ストレートで高梨をとらえる。高梨は左ボディフックを入れるが、MARIは右クロス、左ジャブ、バックブローとヒットを重ねる。高梨もミドルからワンツーを返すが、MARIはジャブ、右フックと当てる。MARIは右フック、右ストレート、左フックとパンチを回転させる。高梨も左右のストレートで応戦する。判定は高梨、MARIと割れた後で高梨。2-1で接戦を制した。
■試合後の高梨knuckle美穂のコメント
「(試合の感想は?)とにかく一言、悔しいしか思い浮かばなくて。こんな判定勝ちですごい悔しいです。(対戦相手の印象は?)思ったよりやりづらくて。パンチもけっこう迷って、顔も腫れちゃって。自分が思ったとおりに試合が進められなかったです。
(想定していたより相手が出てきた?)前に出てくるのはわかってたんですけど、出方がうまかったというか、自分のパンチが思うように当たらなかったです。(ペースが崩された?)そんなに崩れてはなく、冷静ではあったんですけど。セコンドの声も聞こえてましたし。ただ、思ってた距離と違ったかなという感じです。(いつもより動きが重かった?)そうですね。アップしてるときもちょっと違ったのが正直なところですね。
(記者会見を欠席した理由は?)勝ったから言うんですけど、1月の終わりに眼窩底骨折をしちゃって、2月の初めに手術をしたんですよ。手術してるあいだに会見があって、欠席させていただきました。(その影響は?)自分ではあんまりないと思ってたんですけど、もしかしたらあったのかなと思います。
(試合後の涙の理由は?)試合内容と、教えてもらってる先生が今日で……(涙ながらに)セコンドについてもらうのが最後だったんですよ。で、KO勝ちできなかったのが悔しくて。こんな判定勝ちになっちゃって、すみません。
(ファンへのメッセージ)こんな勝ち方じゃ全然上にいけないので、いまの倍以上、練習してもっと強くなるので。K-1のミニマム級のベルトを獲りたいので、それ目指してがんばります。応援よろしくお願いします」
■試合後のMARIのコメント
「(試合の感想は?)倒せなかったのが悔しいです。(対戦相手の印象は?)試合決まったときから、周りからも高梨選手のパンチは強いっていう評価が高かったんですけど、実際にやってみてそんなでもなかったので、すごい手応えを感じました。(試合前の高梨選手のコメントはどう思っていた?)正直、本当になんとも思わなくて。逆にこっちの気持ちも高まってました。
(ペースを握れたと思った瞬間は?)1R目から攻撃は見えたんで、自分ではペースを握ったと思ってました。(今後については?)会長と相談して決めていきたいと思います。(K-1の手応えは?)蹴りをキャッチして注意されたんで、そこは気を付けようと思います。(ファンへのメッセージ)応援してくださったみなさま、今回激励っしてくださったみなさま、練習に協力してくださったみなさま、衣装を作ってくださったかた、本当にありがとうございました。負けてしまってすみません。もっと強くなれるようにがんばるので、これからもよろしくお願いします」
2R、鷹大は前に出て右ロー。しかし玖村も右ロー、左ミドルと返す。前に来た玖村に鷹大は左フックのカウンターを好打。これを機に鷹大は左フックをボディと顔面に当て始める。しかし玖村は右カーフキックでダメージを与える。鷹大も左フック、右ストレートと当てていく。
3R、両者足を止めてパンチの打ち合い。しかし玖村がカーフで鷹大の足を跳ね上げる。玖村はそこから飛びヒザを繋げる。玖村は右ストレートのフェイントを見せながら右カーフキック。しかし鷹大も左フックを好打して玖村の回転を止める。玖村は右ストレート、カーフ、ヒザと攻めて試合を終える。判定は30-28、30-28、30-28の3-0で玖村。荒々しさを見せ勝利した。
■試合後の玖村修平のコメント
「(試合の感想は?)とりあえず、今回の試合は絶対に何としても勝ちたかったんで、とりあえず勝ってホッとしてます。(相手の印象は?)思ってた以上にパンチが固くて、あと気持ちが強いなと、やってて思いました。(自分がよかった点は?)相手はたぶん、自分のペースで打ち合いたかったと思うんですけど、そのペースにさせなかったのと、あと蹴りも混ぜれたのが勝因かなって思ってます。
(前回の負けは払拭できた?)ホントはKOでしっかり倒して払拭したかったんですけど、今回は何が何でも勝ちたかったので。倒せなかったのは課題なんですけど、今回はしっかり勝てたんで次は倒しにいきたいと思います。(ファンへのメッセージを)今回、判定3-0で勝てたんですけど、倒しきれなかったんで、次は倒せるように、もっと盛り上がる試合ができるように頑張りますんで、また応援よろしくお願いします」
■試合後の鷹大のコメント
「(試合の感想は?)1Rか何Rか忘れたんですけど、跳びヒザをもらってそれがすごい効いたか何かで、あまりハッキリと覚えてないんですけど、前回より楽しめたなって感じですね。(相手の印象は?)まあ、予想通りっちゃ予想通りだったんですけど、カーフキックが予想外でしたね。
(K-1へのリベンジを掲げてましたが)内容は飛んじゃって、それが興奮したのか効いたからか分からないですけど、終わった後に体が痛かったりして、爽快感じゃないですけど、悔しさはもちろんあるんですけど、それがあったからけっこう打ち合ってたって言ってくれる人もいるんで、リベンジはできたかどうか分からないですけど、その点はよかったと思います。
(ファンへのメッセージを)今回1年4ヵ月ぶりの試合で、負けちゃったんですけど、次もう1回頑張ろうって気持ちになれた感じががするんで、次は期間あまり空けないですぐ試合できるように準備したいと思います。ありがとうございました」
1R、両者オーソドックスでともに長身。MIKEはジャブと前蹴りを飛ばしてEITOをけん制する。EITOを下がらせ右スイングフックを当てるMIKE。続いて長いリーチを活かして右ストレートでEITOをとらえ、さらに続けて右ストレートをMIKEは決めていく。EITOもフックを返すが、MIKEは右ストレートと左フックでダウンを奪う。2度目のダウンも右ストレートと左フックでEITOをロープに釘付けにして決める。2R、MIKEは前蹴りでEITOを懐に入らせない。そこから右クロス、左フック、右フックと繋いで3度目のダウンを奪ってフィニッシュした。
MIKEのマイク
「みなさん、初めまして。K-1初めての舞台ですごい気持ちいいっす。あと日本語上手いので(笑)。今回相手変わったんですけど、急なオファーにも関わらず受けてくれたEITO選手ありがとうございます。男だったら発表会見の時あんなに役者気取ったらやりたいよね。KOしなきゃいけないと思ってたから。(木村と)やりたいですね。ほんとやりたいんだよね、うん。フィリピンの血が入ってるから目がいいし強いんですよ。もっとフィリピンの血が入ってる選手出てきて盛り上げてほしいです。大和魂は持ってます。以上」
■試合後のEITOのコメント
「(試合の感想は?)応援ありがとうございました。ホントに、言い訳になるかもしれませんが、この短期間で、フリーになって、できることは作り上げたつもりで、結果が結果なので、すごい悔しいです。
(相手の印象は?)前日の計量から記者会見から、お互いリスペクトの気持ちを持って戦えたことが、今やり終えて、すごい納得のいく結果なので、やっぱ自分の努力が足りてないなという結果なので、受け止めて。気持ちよく戦えた、自分が尊敬するファイターには変わりないので、結果をしっかり受け止めて、今回、僕というファイターと戦ってくださったことにもすごく感謝してます。
(急な出場で、これはやろうと思っていたことは?)もともとHALEO TOP TEAMに所属していた頃はキックボクシングをやっていたんですけど、フリーになった時にボクシングをずっとしていたので、パンチで勝負したいなという気持ちで戦った結果が、やっぱり……。パンチを出したかったのはあったんですけど、やっぱり実戦から離れたのもあったので、出し切れなかったことを後悔してますね。
(ファンへのメッセージを)今回は急きょ参戦が決まって、僕というファイターなのにもかかわらず戦ってくれたMIKE JOE選手にはすごく感謝もしていて、この日本武道館でMIKE JOEさんと戦えたことはすごく光栄に思っていて、やる前と終わってからも尊敬の気持ちは変わらないので、これで腐らず次は作り上げて、しっかりK-1の舞台にもう一度這い上がれるように頑張りたいと思います」
■試合後のMIKE JOEのコメント
「(試合の感想は?)とりあえずは一段落といった感じですかね。絶対KOするつもりで今日もやってたんで、次も見据えた上で、絶対的な勝利が今日は必要だったので、半端な試合はしないように心がけてました。ただ少し固くなったっすけどね。
(相手の印象は?)気持ちのまっすぐなファイターだなと思いました。長身で、真っ向からくる感じ。気持ちが伝わってきました。(作戦通り進められた?)特に作戦はないです。前回の発表会見の時は相手が少し煽るような感じで来たので、少し対策しとこうかという感じだったんですけど、小っちゃいのから今度は大きいのになったんで、もう何でもいいやと(笑)。とりあえず、リングに上がった時のフィーリングで、感覚でいきました。
(木村選手へのアピールになった?)もちろんアピールもそうですし、ベルトを獲りに来たんで。ベルトしか興味がなくて、たまたまこの階級であれば彼が持ってるというだけであって、じゃあやりたいなという話で。とにかくベルト。(KO後のポーズは、アピールのつもりも?)ポーズ? ああ、何だっけと思っちゃって(笑)。たまたまカメラがあったんで、バク宙はできないから、じゃあ(腕を)組むしかないなと(笑)。あのタイミングで狙い通りKOできて、たまたまカメラがあったから。今回、彼とぶつかるつもりでいたから。ちょっとイヤらしい感じになったっすか?(笑)
(ファンへのメッセージを)改めまして、MIKE JOEです。今回、『K'FESTA.4』にこうして参戦できてうれしく思います。今後、もっと派手な試合をしていきたいと思ってるんで。コイツの試合だったら見たいなと思われる選手を目指してます。それも大事なんだけど、絶対的にベルトもほしくて、ベルトがほしいという強い意志は持っています。なので、盛り上げるんで、よろしくお願いします」
1R、アビラルは開始からカーフを交えたローを入れて小鉄を攻める。これで小鉄に対して距離を作り、ヒザ、右ストレートと攻める。足にダメージを見せ始めた小鉄をアビラルは右ストレート、左フックと攻め、右ストレートでダウンを奪う。ダメージの見える小鉄にアビラルは襲い掛かり、右ストレートから顔にヒザを突き上げKOで沈めた。
アビラルのマイク
「これがオレのKOショーです。マジでほんとに最高。みなさんに言いたいことがあります。前回木村戦の時、肋骨折れてて、練習も追い込みもなしで、ノーダメージで試合するとこんな感じです。ほんとに誰が相手でも今日みたいなKOショーを見せれるので、中村プロデューサー、みんなも再戦見たいと思うので、ファンのみなさんがよければ再戦したいです。K-1のベルトしか目指してないので、できるだけ早めにほしいです。今日はみなさん応援ありがとうございました。またお願いします」
■試合後の小鉄のコメント
「(試合の感想は?)相手、強かったですね。強かったです、はい。(対戦相手の印象は?)イメージを超えてきた強さでした。(パンチは思った以上に重かった?)そうですね。強いだろうなと思ってたんですけど、重さもあったし殺傷能力もあるパンチでしたね。圧力は思ったほどではなかったですけど。(ファンへのメッセージ)ちょっと、ああいう負けかたで、先をちょっと考えます。ありがとうございました」
■試合後のアビラル・ヒマラヤン・チーターのコメント
「(試合の感想は?)皆さん、お待たせしました。やっとKOショーを見せれたのでホッとしてます。(相手の印象は?)相手の試合とか見たらローのイメージがあって、そこから、今カーフが流行ってるからカーフを蹴ってくるかなと自分の中で思って、思った通りカーフを蹴ってきて。でも会見の時も言いましたけど、テクニックもあってベテランの選手だと思うけど、それに負けない自信もあって、倒しやすい相手だなと思ったとおりに倒しやすい相手でした。
(試合後にケガの話をされていましたが、前戦の後、ここまで悔しい気持ちだったのでは?)そうですね。このことはK-1でKOしてから言おうと決めてて。前回木村選手と試合した時、1ヵ月前に練習で肋骨が折れてて、そのままそれを治すことだけに集中して、あんまり追い込みもできんかったし、1週間ぐらい練習して、そこから減量だけして試合してたんで、そういうことでちょっと悔しかったですね。
(万全で木村選手にリベンジしたい?)そうですね。その試合終わってから、K-1ファンの皆さんも再戦が普通に見たいと思うし、その時も僕は3Rまで普通にいけてたけど、ドクターが止めてたんでそこはしょうがない。もしもう1回チャンスがあればやりたいですね。(ファンへのメッセージを)皆さん応援ありがとうございました。これからK-1でどんどん活躍して、K-1のベルトを狙っていくんで、応援してください」
1R、三輪はカーフキックで前進するが、島野はジャブから左ボディ、右フックとパンチを回転させる。三輪はこれをガードしてこらえ右カーフキックを続行。島野もしかしボディフックを叩きつける。カーフキックをブロックしていく島野。そして島野はフックとアッパーを上下に乱れ打ち。三輪はガードを固めてこれを耐える。
2R、島野は三輪のカーフをブロックして押し戻し、変わらずフックとアッパーを上下打ち。三輪はガードを固めてパンチを弾き、前に出て島野を押していく。ラウンド最後には三輪がカーフを決め島野がダメージを見せる。
3R、カーフを飛ばす三輪に島野はそれをさせまいと左右の連打を見舞う。三輪はブロックに追われ手が出ない。島野はパンチにボディへのヒザも織り交ぜる。鼻血の見られる三輪。カーフを受けダメージを見せても、島野はすぐに距離を詰めてパンチとヒザで三輪を攻める。判定は30-28、30-27、30-27の3-0で島野。節目の一戦で勝利した。
■試合後の島野浩太朗のコメント
「(試合の感想は?)対戦相手の三輪選手のハートの強さ、魂の強さを感じました。(相手の印象は?)とにかくハートの強さ、この試合にかける思いの強さを本当に感じました。(作戦は?)三輪選手はローキックで相手に効かせる試合が多く、それは本当に確立した自分の武器だと思ってたので、それを道場で毎日毎日来る日も来る日も対策して、本当に今回は自分にとってこれ以上ない特別な一戦だったので、あらゆる場面を想定して絶対勝利を掴むんだという気持ちで臨みました。
(ここからは?)自分のことなんですけど、リング上で言うのが最善でしたが、今回、菅原道場に入門して15年、プロのキャリア10年、40戦目の自分にとって特別な試合でした。これまでの時間の中で感謝を申し上げたい人、キリがないぐらいたくさんいます。その中でも今日はどうしても一人、入門して出会った菅原会長に、入門当時臆病で弱かった自分を、この日本武道館っていうリングで、勝利という結果をもたらすために……(涙で言葉にならず)、ここまで連れてきてくださったこと、本当に会長との出会いが自分の人生を変えてくれたと思ってます。その気持ちを、リングの上で本当はどうしても言いたかったんですけど、すみません、今日は勝利という形で終わることができてよかったと思ってます。押忍。
(ファンへのメッセージを)今日、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。自分は何万人のファンを魅了する選手ではありません。でも真剣に自分の試合を見てくれる、そういった方一人の魂を揺さぶる、そんな試合のできるファイターでいたいと思っています。応援してもらえたらうれしいです。今日は本当にありがとうございました」
■試合後の三輪裕樹のコメント
「(試合の感想は?)島野選手のパンチが想像通りにすごく重くて面食らう部分もあって、蹴れる試合だったのにもったいないなと思ってます。(相手の印象は?)パンチがものすごく強くて、アグレッシブな印象です。(島野選手の強い気持ちを感じた?)もちろん武道館ということもそうですし、僕としては島野選手が相手ということですごく気持ちが入ってたんで。でも最後、下ばっかり蹴ることに集中しちゃって、もっとお客さんに見せれる展開ができなかったし、倒しにもいけなかった自分が情けないです。(ファンへのメッセージを)今日は応援ありがとうございました。また出直してやり直します。また応援お願いします」
1R、金子は左インロー、左ミドルを当ててタイミングを探り右ストレートを打ち込みダウンを奪取。鬼山は立ち上がり左右のフックで攻めるが、金子はブロックしてダメージを負わない。ジャブで距離をコントロールする金子。鬼山もしかしその合間に出て右ストレートを打ち込む。
2R、金子はジャブ、前蹴り、ヒザと鬼山をけん制する。鬼山もしかしそれをかいくぐってパンチを振るう。金子は鬼山が接近すると左ボディフックでエグる。金子は右クロス、左フックと放つが鬼山にブロックされる。ならばと金子はローキックを連続ヒット。
3R、金子は左インローからボディへのヒザ、ジャブと攻撃を散らす。左フックの連打、右ストレートとさらに鬼山を攻める。鬼山も接近してフックとアッパーを振るうが金子は当てさせない。そして右ストレート、左フックと鬼山をフラつかせてダウンを奪う。金子が右ストレートを打ち込み後退するとコーナーからタオルが入り金子のTKO勝利となった。
金子のマイク
「どうも、金子です。いまスーパー・バンタムが空位なので、そこを獲ろうと思ってるので早く挑戦させてください。応援ありがとうございました」
■試合後の鬼山桃太朗のコメント
「(試合の感想は?)何もできなかったなという感じで……。僕が弱かったです。(相手の印象は?)やっぱ強かったです。それだけです。(以前の金子選手とは違っていた?)違いましたね。丁寧さが増してたかなあと。打ち合いに付き合わずに、いなされながら戦われるんだろうなあと思ってたんですけど、粗さが消えて、丁寧で1個1個がレベルが上がったなあというのが、上からですけど(笑)、やってて思いました。で、何にもできなかったなあと思いました。
(突けると思っていた穴がなかった?)そうですね。思ったよりやりづらかったというのはありました。(ファンへのメッセージを)応援していただいた皆さん、負けてしまってすみませんでした。また1からやり直すので、これからも応援よろしくお願いします」
■試合後の金子晃大のコメント
「(試合の感想は?)一年ぶりの試合ということで、期待してくれてる人たちのためにも、しっかり倒さないとなって。KOで勝とうと決めてたんで、それができてよかったなと思います。(対戦相手の印象は?)彼はすごいいい、気持ちの入ったファイターだと思います。
(今回はやってきたことがどのくらい出せた?)まあ、半々くらいですかね。練習やってきたことも出せたし、まだまだ出せなかったなというのもあるんで。(出せたというのは?)つなぎとか。しっかりつないで打つっていうのは、前よりできたんじゃないかと思います。
(スーパー・バンタム級の王座が空位になってることについては?)もちろん、そこを狙ってるので。ただ、勝つだけじゃ観てるほうもおもしろくないので、しっかり倒して、そういう選手になっていけたらなと思ってます。
(ファンへのメッセージ)一年ぶりの試合でしたけど、変わらず応援してくれたファンのみなさんのために勝ててよかったなと。これからもやっていくので、みなさん、応援よろしくお願いします」
横山のマイク
「みなさん、こんにちは。まだこんなもんじゃないので、もっともっと強いタイトル絡む試合をしたいです。今日のタイトルマッチ楽しみにしています。佑典選手、代打で急遽出てくれたので試合ができたので感謝したいと思います。これからも僕の応援よろしくお願いします」
■試合後の佑典のコメント
「(試合の感想は?)何もできず終わってしまったんで、悔しいですね。(相手の印象は?)思った以上に飛び込むスピードが今回速くて、ちょっと駆け引きが一瞬合ったんですけど、一枚向こうが上手でしたね。強かったです。
(前の試合からすぐ、急きょの出場でしたが、影響は?)それはないですね。2週間みっちりやって、けっこう仕上がりもよくて、試合前の動きもメチャクチャよかったんで、しっかり出し切れればホンマに勝てるんやないかと思ってたんですけど、お互いが狙いにいった結果、先に当てられたって感じで。全然問題はなかったです。
(大きい大会に出た感想は?)夢やった舞台やったんで、そこはいい経験できたなって感じやったんですけど、でも爪痕を残せなかったことがすっごい悔しいですね。もう一回、絶対ここに戻ってくるためにも、明日からでも練習して、戻ってきます。(ファンへのメッセージを)応援してくれた人たちはホンマにありがとうございました。すんませんでした。今回何もできひんかったけど、絶対這い上がって戻ってくるんで、また応援お願いします」
■試合後の横山朋哉のコメント
「(試合の感想は?)作戦どおりといえば作戦どおりなんですけど、思ったよりも早く決まったのでホッとしてます。
(対戦相手の印象は?)1R目からガツガツ来るかなと思ったんですけど、最初距離取ったんで『アレッ? 何か狙ってるのかな』と思って、自分から攻めていこうと思って。そうしたらちょうど当たったんでよかったなと思います。
(もともと打ち合うつもりだった?)いた、1Rは見ようかな思ってたんですけど。もっと向こうが打ち合ってくるなら打ち合おうと思ってたら来なかったんで、様子見ようかなと思ってたんですけど、調子もよかったんでいったら、ちょうど当たりました。
(この先は?)もちろん、タイトルが獲りたいんで。僕の憧れてる武尊選手が、もう何戦できるかわからないんで、現役中に拳を交えられたらなと思ってるので。それに向けて強くなっていきたいなと思います。
(ファンへのメッセージ)今日はたくさんの応援、ありがとうございました。早く終わっちゃったんですけど、また次戦も楽しみにしてもらえるとうれしいです。今回はK-1のファンのかたがたにアピールできたんじゃないかなと思っているので、これからも横山朋哉をよろしくお願いします。ありがとうございました」
両者まずはローを送って様子見をして無闇に入らない。西京のローに篠原は右ストレートをカウンターするがブロックされる。西京の右ローに篠原は左足を紅くする。見合いの展開が長くなるが、篠原はワンツースリーとパンチで切り込んで初回を終える。
2R、篠原の右ストレートに西京は逆に右ストレートをカウンターで合わせ、さらに左フックでも追撃する。篠原はパンチで切り込まんとするが、西京はそこに右ローを打ち込み、逆に自らもパンチを打っていく。篠原は右スイングフックで切り込むが西京にかわされる。右を強振する篠原だが西京は見切っているか当てさせずリターンの左フックをヒット。
3R、篠原は左フックから右と強振するが西京は慌てずにブロックして弾く。前蹴り、ミドルキックで西京は篠原のパンチをけん制する。後ろ回し蹴りも繰り出す篠原だが西京は崩れを見せない。逆に篠原のボディにヒザを突き刺す。だが篠原は右ストレートから繋いだ左フックをヒット。両者左フックが同じタイミングとなるがここは西京が当て勝つ。だが篠原も右ストレートを当てて終える
判定は30-29(篠原)、30-29(西京)、30-29(西京)と2-1で西京。連敗を止める勝利を得た。
■試合後の西京佑馬のコメント
「(試合の感想は?)2連敗中で正直後ないなと思ってて、これで負けたら1回休もうかなと思ってたんで、内容は納得いかないものだったんですけど、とりあえず勝ててホッとしてます。(相手の印象は?)テクニックもある選手で、距離も長くて一発もある選手だなという印象です。
(スプリット判定で評価されたと思う点は?)やってて、クリーンヒットは自分のほうが上だと思ったんで、相手選手に入った時はちょっとビックリしましたね。(テクニシャン対決は珍しいですが)自分が入るとカウンターをうまく出してくるので入りづらかったです。(ファンへのメッセージを)今回戦ってライト級が適正だと思ったんで、これからも段階を踏んでいずれチャンピオンになれるようにしっかり、これからも頑張っていきます」
■試合後の篠原悠人のコメント
「(試合の感想は?)今回の試合で3連敗しちゃって、試合内容もよくなかったので、考えることが多い試合やったっすね。(相手の印象は?)返しの反応、スピードとかはもともと60kgの選手やったんで、今までやった選手より速くて、そこで自分の攻撃を出しにくかったというか、そこが自分の変えなアカンとこというか、弱いとこやったと思います。
(判定の分かれ目はどこだと思う?)お互い、あんまり決定打はなかったと思うんですけど、手数やったり、ローキックもらったりしてたんで、そこで西京選手の方が優勢やったかなと思いますね。(西京選手が速くて、なかなかいけなかった?)自分がいった時に、カウンターで何回かいいパンチをもらいかけたんで、そこで強引に入っていけなかったですね。
(ファンへのメッセージを)今回、応援していただいて、ありがとうございました。3連敗でいろいろ考えることがあるんで、簡単に頑張りますとは言えないですけど、ちょっと今後については考えます」
開始から玖村が左ミドル、右ストレートと威力を感じさせる攻撃を当てていく。左ミドルを当てペースを握っていく玖村。ダウサコンがミドルで来てもすぐに左フックをボディから顔面へと連打で返す。攻勢の玖村はプレッシャーを掛け、左ボディフック、右ストレート、ハイキックとダウサコンを攻め立てる。
2R、ダウサコンがカウンターの右ストレートをヒット。しかし玖村は前蹴りでダウサコンを後退させる。そこから玖村は右ストレートを決めて効かせ、再度の右ストレートと左フックのヒットでダウンを奪う。立ち上がったダウサコンは左ミドルで反撃するが、玖村はこれを空振りさせ、左フックからの右ストレートで打ち倒してKOした。
玖村のマイク
「対戦してくれたダウサコン選手ありがとうございました。今日は玖村兄弟で出てよかったです。次はもっと強い相手用意してください。フェザー級も獲りに行くので楽しみにしていてください
■試合後の玖村将史のコメント
「(試合の感想は?)2R、いいかたちでKOできたかなと思います。まあ、直さないといけないこともいろいろ見つかったし、いい1試合になったかなと思います。(対戦相手の印象は?)蹴りは巧かったですね。蹴りは巧いし、けっこうK-1ルールに対応してきてて。(お兄さんが勝ったのがいい流れに?)そうですね。自分の試合は緊張してないんですけど、修平の試合でちょっと緊張してて。でも、終わったらスッキリして、自分の試合に集中できたんでよかったです。
(スーパー・バンタム級の王座が空位で、金子選手も勝利したが?)まあ、誰がとかは関係なしに、自分が一番強いと思ってるし。チャンピオン決める試合が決まったら、自分が絶対に獲ると思ってるので。そのタイミングを待つだけですね。(ファンへのメッセージ)今日は応援ありがとうございました。また次、もっとレベルの上がった試合をするので楽しみにしてください」
■試合後のダウサコン・モータッサナイのコメント
「(試合の感想は?)負けてしまったことは大変残念ですし、応援してくださった方をガッカリさせてしまって、申し訳なく思っています。玖村選手はこれからチャンピオンになるにふさわしい、素晴らしい選手でした。(相手の印象は?)スピードが非常にある選手で、自分はかなり彼より劣ってるなと感じました。
(玖村選手の攻撃は?)前蹴りもすごく速かったですし、パンチも速かったですし、自分よりも全て速かったという印象でした。(ファンへのメッセージを)今回は自分を応援してくださった皆さん、日本の方も含めて自分に期待してくださった方々をガッカリさせてしまって申し訳ありませんでした。もし次回チャンスがあるなら、絶対にいい試合をしたいと思っています」
1R、体の大きさを感じさせる野杁はプレッシャーを掛けていく。ロープを背にするプライチュンポンは前蹴り、ロー、近距離でのヒザで野杁をストップに掛かる。手を前に伸ばして組みつくかのようにしてヒザを見舞うプライチュンポンの出方に手を焼く野杁。ボディに強打してもその後で野杁は組まれてしまう。
2R、前に出てプライチュンポンの攻撃を誘った野杁は、左インローを打たせた直後に右ストレート。これにプライチュンポンは腰が落ちてダウンを喫する。
組んでくるプライチュンポンを振りほどき、野杁は左フック、右フックと振るって再度のダウンを迫る。右・左と重い音を立ててフックでプライチュンポンのボディを襲う野杁。だが、プライチュンポンは前蹴りを入れ、クリンチを駆使して野杁の攻撃を押さえる。
野杁は3Rものっしのっしと前に出てロー、ボディフックと穴をこじ開けんとするが、プライチュンポンはクリンチと横へのフットワークで決定的な一打を許さない。度重なるクリンチにレフェリーから警告が出される。野杁はコーナーに詰めてのロー、右ストレートとダウンを迫るがプライチュンポンはここも組んできて倒れない。判定は30-27、30-27、30-27の3-0で野杁。勝利はしたがKOできず笑顔はなかった。
■試合後のプライチュンポン・ソーシーソムポンのコメント
「(試合の感想は?)自分としては全力は出し切れたと思います。ただ野杁選手はすごく強敵だったので、野杁選手のプレッシャーはすごく感じました。(相手の印象は?)スピードもテクニックもありましたし、本当に日本のスーパースター選手の一人だと思います。その相手と戦えて、自分としてはできることはやったつもりです。(K-1ルールはどうでしたか?)ひと言で言うと、戦いにくかったです。ずっとヒジあり、組んでからのヒザ、首相撲ありというルールでやってきたので、ハッキリ言って難しかったです。
(これからもやりたい?)今回、初めてのK-1ルールでしたし、日本に来てからキックボクシングルールの中で練習もしてきましたが、長いこと試合もしておらず、体が慣れるまでに時間がかかってしまったという部分もあったので、今後チャンスがあればぜひ試合したいです。(ファンへのメッセージを)自分としては今の段階で出せるものは全部出したと思ってます。もし機会があったら今回よりもっともっといい試合をしたいと思っています。応援してくださった皆さん、ありがとうございました」
■試合後の野杁正明のコメント
「(試合の感想は?)今回も倒しきれず、0点ですかね。(相手の印象は?)想像通りというか、怖い攻撃もなかったですし、やりづらかった、ぐらいですかね。(ムエタイのやりづらさ?)組まれることは想定内でしたけど、組まれてプッシュしようと思っても、首相撲みたいに腕をロックして抜かせないようにする技術が上手だったというか、組まれた時に押し返すことができなかったので、そこはやりづらかったなと、やってて思いました。(ストレスの残る試合が続きますが)倒すことでしか、このモヤモヤは発散することはできないと思うので、次戦こそ期待しててほしいなと思います。
(ファンへのメッセージを)今回もたくさんの応援ありがとうございました。KOすることが大前提だったんですけど、それを皆さん、期待してくださってたと思うんですけど、期待を裏切ってしまってすみませんでした。また、次こそは必ず倒して、スカッとするような試合を見せるので、ぜひ期待してください。今日はありがとうございました」
1R、南雲もサウスポーで対峙し、左ミドル・左ローと先制していく。ゴンナパーもしかし右ミドル、右フックと攻撃を返す。前に出た南雲は右フックを決めゴンナパーの腰を一瞬落とす。南雲は右フック、左ストレートと臆さず振るってゴンナパーを攻める。ゴンナパーも右ミドルを返すが、ラウンド最後は南雲がパンチで攻めて終わる。
2R、南雲の右フックにヨロめくゴンナパーだが、これはダウンとならず。ゴンナパーは左ストレートを当て前進を開始。南雲は下がらせられながらもパンチで応戦するがゴンナパーはボディを強打してガードを落とし、その後でストレートでダウンを奪取。なんとか立ち上がった南雲だが、ダメージを見てレフェリーは試合をストップした。
ゴンナパーのマイク
「お正月にタイに帰って、そこからまた体を作って来ました。今日は自分の仕事、義務が果たせてよかったです。次の試合もいい試合をするので僕に注目していてください。アリガトウゴザイマシタ。マタヨロシクオネガイシマス」
■試合後の南雲大輝のコメント
「(試合の感想は?)本日は応援のほど、ありがとうございました。ゴンナパー選手というすばらしい選手と、日本武道館というすばらしい舞台で戦わせていただいたことに対して、感謝の気持ちしかないです。ありがとうございました。
(対戦相手の印象は?)ゴンナパー選手は打たれ強くて、気持ちも強くて、チャンピオンにふさわしい選手だなと思いました。ムエタイという競技からK-1という競技に転向というか、順応というか対応されて、チャンピオンになられたことに対して、自分としても勉強になることが多くて。たいへん、学びの多い選手だと思ってます。
(1Rに入ったパンチの手応えは?)手応えは感じましたし、パンチを効かせたかなと思ったんですが、どうでしょうね。ゴンナパー選手が打たれ強かったのか。僕もそのあとの展開はもう少しできることがあったんじゃないかってすごく思うので。そのあとのことはやはり、八光流柔術のお世話になってるみなさまがたと一緒に研究、対策をして、次の試合に備えたいなと思います。
(今回は所属を変えての出場だったが、手応えは?)本当に僕自身は僕の思う格闘家として戦うスタイルを手に入れつつあるのかなという気はしているのですが、まだ結果を出せない状況ですので。お世話になってるみなさまにも申しわけないなと思うんですけど。お客さまが『南雲、ちょっと変わったな』と思ってもらえるのであれば、僕はうれしいです。
(ファンへのメッセージ)本日は応援ありがとうございました。なかなか勝ち星をみなさまにお見せすることができないのですが、次の試合も一生懸命練習して、みなさまに『いい試合が観れたな』と思ってもらえるように一生懸命がんばりますので、応援よろしくお願いします。本日はありがとうございました」
■試合後のゴンナパー・ウィラサクレックのコメント
「(試合の感想は?)勝つことができて、自分の義務を果たせてうれしいと思っています。(相手の印象は?)とても上手な選手でした。とても努力してることも分かりましたし、パンチもすごくよかったですが、経験が少ないというだけの差だったと思います。
(1Rにパンチをもらって効いた場面がありましたが)1R始まったところで、自分も油断してた部分があったと思います。相手もKOを狙ってきてるなということも分かりましたし、1Rは自分も体がまだよく動かない面もありました(チャンピオンとして初戦を勝って、これからは?)これまで以上に一生懸命練習も試合もして、テクニックをもっと上げていきたいと思います。
(ファンへのメッセージを)日本のファンの皆さん、タイのファンの皆さん、そして世界のファンの皆さん、今日は応援ありがとうございました。これからもずっといい試合を続けて、できるだけ長くチャンピオンでい続けたいと思っています」
1R、城戸は距離を取って立ちローを蹴りつける。松下はダッシュして向かい、城戸は勢いに押されて転倒する。城戸はサウスポーで対応するが、松下がダッシュで出て右ストレートでとらえ、続けての左フックに城戸は崩れて落ちてダウンを喫する。松下は一気に向かいフィニッシュせんとするが、ここは城戸にしのがれ初回を終える。
2R、ダメージがあるかに思われた城戸だがサウスポーから左ミドルを蹴り当てていき、松下が打ち合いに来たところを右フックで打ち抜きダウンを奪い返す。立ち上がった松下を城戸は左ストレート、右フック、左ハイと襲い、松下が入って来たところに再び右フックでダウンを追加する。最後も残り時間は少なかったが左ストレートからの右フックで松下を打ち倒し、3度目のダウンを与えて逆転KOに成功した。
城戸のマイク
「はい、どうも! きぃちゃんです。間合いもう大丈夫だなっていう城戸のエゴが出ました。ちょっと何言うか忘れちゃったから帰ります! 来年40歳、まだまだ頑張るからね。よろしくどうぞ!」
■試合後の松下大紀のコメント
「(試合の感想は?)とにかく悔しいです。負けたんで。(相手の印象は?)もともと蹴りの選手だと思ってたんですけど、パンチで今日やられちゃって、まだまだ自分甘いなと思いました。相手は逆に、蹴りだけじゃなかったっすね。パンチで打ち合ってきたんで、パンチもやってくる選手だったなと。甘かったです、僕が。(先制ダウンを取った時は?)いけると思いましたね。いこう、いこうという気持ちでやってたんですけど距離を取られて、攻めきれなかったですね。
(蹴りの対策をしていた?)そうですね。ヒザだったりハイキックだったり、一発で効いちゃうような攻撃を意識してガードしてたんで。そこで蹴りからパンチが来た時に、もらっちゃいました。(ファンへのメッセージを)今日は本当に応援ありがとうございました。まだまだ頑張るんで、これからも変わらず応援よろしくお願いします」
■試合後の城戸康裕のコメント
「(試合の感想は?)攻撃が見えてるから全然大丈夫だなと思って動いてたんですけど、油断はダメですね(苦笑)。でも、ステッピングが巧かったんですよね。後輩たちに『テクニックで動くもんだから、気持ちとかじゃないから』って言ってるんですけど、バーッてなりました(笑)。
(対戦相手の印象は?)よく研究してきたなって思いますね。65から70に上げて、体格差を感じると思うんですけど、研究してきたなって思いました。(ダウンの影響は?)ほぼほぼ覚えてないくらい飛んでました(苦笑)。『ヤベ! スゲーいいのもらっちゃったな』ってクラクラしてて、とりあえずこのラウンド逃げないとって思いながら、プレッシャーをかけながら。1分間でどこまで回復できるかって思って。
2Rのときに、セコンドと回復を待ってからいこうかっていう話もあったんですけど、待つよりはいっていいのかなってちょっと思ったんですよね。後輩たちにはテクニックだって言ってるんですけど、いっちゃいましたね(笑)。やる気がすごい出ちゃいました。結果オーライじゃないですか、本当はダメです、あんなことやっちゃ(笑)。
(根はああいうところがある?)イラッとしたらグアッといっちゃうのは元の性格ではあるんですけど。今回、77戦目ではあるんですけど、初なんですよ。ダウン取られて逆転KOしたこと、いままで一度もないです。だから、伸びてるな、城戸康裕って思いましたね。まだ成長してます。城戸の意外な一面を知りましたよ。
煽り映像からのあの感じ、どうでした? 初の試み、どうでした? あれがウケたから、けっこうお腹いっぱいになっちゃって(笑)。あれで1試合終わりましたね(笑)。(相手もうしろでやっていたが?)あの~、頼んだんですよ(笑)。先週、べつの大会で会って『ちょっとやってくんないかな』『いいっすよ!』って。めちゃくちゃいいコなんで。『やるって言ってて、当日違うことやってもいいけど、もしやってくれたらおもろいぞ』とは言いました。彼はいい男ですよ。
(ファンへのメッセージ)今日は2連勝しました! 煽り映像とKOで、2KOしましたよ! イエ~イ。いいでしょうか、大丈夫でしょうか? 今日はお腹いっぱいなんで。ありがとうございます!」
1R、愛鷹が前に出てANIMALの右ストレートをもらうが、止まらずに右ストレートと左フックをまとめ打ちしてスタンディングダウンを奪う。愛鷹は再び向かい、右スイングフックでANIMALをとらえる。押され気味のANIMALだったが右ストレートを伸ばし愛鷹を倒し返す。立ち上がった愛鷹はしかし右フックを決め、2発目でANIMALをフラつかせる。その後は両者狙いが過ぎるか、大きな交錯はなく終わる。
2R、ANIMALはワンツーで出てローキック。両者このラウンドもビッグヒットを狙っており互いに空振りして組み合いが多くなる。ANIMALはワンツーで出てとらえ、ガードを固めた空いたを連打で攻め立てる。ここはしのいだ愛鷹だが、ANIMALの右ストレートがこするように当たり愛鷹は足をフラつかせる。愛鷹も打ち返すがスイングが大きくANIMALは当てさせない。
3R、両者ジャブを伸ばし、これまでより距離も取って互いに警戒する。ANIMALはこれまでのようにワンツーで出るがヒットを得られない。だが愛鷹のスイングフックも当てさせず大きく空を切らす。ANIMALは右・左と振るったフックを当てて印象を残す。愛鷹も右フック、右ストレートと伸ばすがクリーンヒットとならない。判定は28-27、28-26、28-27の3-0でKOJI。下剋上となる勝利を果たした。
ANIMAL☆KOJIのマイク
「K-1ファイターになりましたANIMAL☆KOJIです。難病で入院してるALIVEのユウくん、俺も頑張ったからお前も頑張れよ。中村プロデューサー、タイトルマッチお願いします。今日はもらい過ぎてこれぐらいしか話しません」
■試合後の愛鷹亮のコメント
「(試合の感想は?)自分が弱かったんで負けたんだと思います。だからってこれで……諦め悪いんで、今日何もできなかったですけど、諦めてないです。前向きに考えているので、次に進みます。(相手の印象は?)タフですごく気持ちの熱い、殴り合ってて気持のいい、強い選手でした。
(試合勘は?)言い訳じゃないですけど、思ってた以上になまってたというか、目が全然反応できなかったのを体感して。次の練習の課題ができたから、気づけてよかったんですけど。パンチが来るって分かってもガードが1コンマ何秒遅れるのを実感したので、動体視力を上げるのが今後の課題になるんじゃないかなと思います。
(ファンへのメッセージを)今日は応援ありがとうございました。毎回、負けるとこういうことを言ってるんですけど、俺は絶対諦めないんで、これからも応援よろしくお願いします」
1R、実方のローに京太郎も右ロー、左ミドルと放つ。実方はローを放つが、京太郎もカウンターの右ストレートを狙う。京太郎は左インローも繰り出す。カーフキックを放つ実方。京太郎のローは実方が的確にカットする。
2R、京太郎は開始すぐにワンツーで出て、この右ストレートで実方をダウンさせる。立ち上がった実方だが、京太郎はすぐに再び右ストレートを突き刺し実方を倒してKOした。
京太郎のマイク
「この試合に勝ったら芸能人と付き合えるということだったので、中村プロデューサー後でお願いします。来場頂いたお客様、この状況の中で大変な方、マイナスになった方もいたと思います。マスクをして、熱い視線を向け、応援してくださり、本当にありがとうございました。そういうみなさまのおかげで僕たちは成り立っているので、今後ともみなさまに一つでも思いを届けられるよう全力で戦いますので、今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました」
■試合後の京太郎のコメント
「(試合の感想は?)いろんな思いがあってここ(K-1)に辿りつきまして。11~12年ぶり、K-1のリングに立たせていただいたのもそうなんですけど、それ以前にボクシングとのいろんな違いを感じて、(K-1)おもしろいなと思いながらリングに上がって。やっぱり、K-1ルールの試合をやってなかったぶん、難しさもありましたし。蹴りに対してとか。そういうこと以上に、リング上で話したとおり、たいへんな中で応援してくれるっていうことに意味を感じて。そして、将来、プロを目指す子たちに何かを伝えれたらなという思いで戻ってきて、挑戦したということに関して、第一歩を踏み出せたことだけで僕は満足かなと思いますし。とりあえずKOできてよかったです、ありがとうございました。
(対戦相手の印象は?)相手をパッと見て、性格とかもどういう選手かなっていうのはなんとなくわかるんですけど、でっかいヤツやなと思ってますし。さっきも彼と話したんですけど、優しいから格闘技に向いてないタイプだなと。そういうタイプはひるませたらいけるなっていうのを感じてたんで。
(蹴った感想は?)出さないって言いましたけど、出さないとおもしろくないじゃないですか(笑)。もともと蹴りは得意で、パンチできないけどボクシングに行った男なんで。蹴られて『カーフかよ』って、ちょっとあせるじゃないですか。距離感がわからなくて、1R終わったんですけど。蹴っても蹴られても痛いんかいっていうのが1Rでしたね。
(次に関しては?)僕はべつにベルトいらないですけど、K-1からの指令的なものとしてはタイトルマッチにいかないといけないなって思いますし。僕が挑まないわけにはいかないですし。もう1~2戦、調整試合。ええ感じでやらせてもらえたらなと思いますけど、そこは運営に任せてるんで。僕はキャラもありますし、違う角度からK-1を刺激できたらなと思ってますんで。そこだけでいいかなと。やりたいことをやるのが僕の使命だと思ってます。
(ヘビーにはこだわる?)僕は日本人として、なかなかみんなできないことをやりたかったですし、10何年間、ヘビーでしか戦ってないんで。みんな100kgから90kg落とすっていうんですよ。そんなきついことしたくないし。僕の役割としてはヘビーでやるのがすべてなんで。もっと練習して。今日はいいセコンドに恵まれて、いい試合ができたんでね。KOできたんでよかったかなと思いますけど、まだまだですね。」
■試合後の実方宏介のコメント
「(試合の感想は?)京太郎選手は全然強かったです。(相手の印象は?)蹴らないって言って蹴ってくるのは想像してたんですけど、蹴りに関しては別に怖くはなかったんですけど、パンチがやっぱり、飛び込みとかも速くて、今までやった選手の中で一番重さもあったんで、正直、最後何をもらったかっていうのはあんまり覚えてないんですけど、一回り、二回り以上、京太郎選手が上手でした。
(ファンへのメッセージを)今日はたくさんの応援ありがとうございました。ぼくもまだまだ腐れないんで、もう一回京太郎選手にリベンジできるぐらい這い上がるんで、応援よろしくお願いします」
1R、カリミアンはローとミドルで先制するがK-Jeeが右フックを当て、カリミアンはたまらず組みに出るが、そこをK-Jeeは右フックでとらえカリミアンはダウンする。立ち上がったカリミアンにK-Jeeはすぐに向かっていき、再び右フックでとらえて2度目のダウンを与える。
K-Jeeは右フック、左フックで襲ってKOを迫るが、カリミアンは何とか組んでダウンを拒む。K-Jeeはボディを叩き、ローも打ち込む。K-Jeeはさらにハイキック、バックブローと猛攻もカリミアンは立ち続ける。そして顔へのヒザで反撃するがここでK-Jeeを掴んでしまい注意を受ける。
2R、K-Jeeは疲れが感じられるが、ガードを固めて前に出る。カリミアンはガードからパンチを返しヒザを突き上げるが、これもホールディングしてしまいレフェリーが注意する。カリミアンは攻撃力を戻しており左フック、右ストレートを飛ばすが、そこから掴んでのヒザを放ってしまいレフェリーがここも注意する。再開後、やや棒立ちとなったK-Jeeにカリミアンはバックブロー。これにK-Jeeは倒れ、立ち上がるも目が定まっておらずレフェリーがストップした。
カリミアンのマイク
「会場にいらしているみなさん、ファンのみなさん、ありがとうございます。始まりは思うような試合ができませんでしたが、後半は自分のやるべきことができたと思います。本当にみなさんありがとうございました。自分自身を褒めたいと思います。敗れてからの5ヵ月、ハードなトレーニングを積んできました。そのおかげでベルトをまた腰に巻くことができました。
スポーツをするみなさん、スポーツで失敗しても、くじけることなくギブアップすることなく続けることが辿り着ける方法だと思いますので頑張ってください。自分をここまで支えてくれた会長、PODのみんな、ニコラス・ぺタス、ありがとうございます。次は誰だ? 私がこの階級の王様です。キョウハアリガトウゴザイマシタ」
■試合後のシナ・カリミアンのコメント
「(試合の感想は?)まず、(日本語で)オツカレサマデス。K-1関係者の皆さん、いつもハードワークお疲れ様です。今日の試合は固いスタートでしたが、最後はベルトを自分のところに取り戻すことができました。(相手の印象は?)正直なところ、彼のことはあまり考えてなくて、前回福岡での負けも彼に負けたのではなく自分自身に負けたと思っています。今回はこの試合のためにしっかり準備をしてきて、ベストの状態で臨めたので勝てたと思っています。K-Jee選手が変わったというよりは、自分が自分らしい試合ができたのだと思います。
(1Rのダメージは?)実は試合前に歯医者に行っていて、その時の歯の調子もあって、ダメージというよりはむしろ歯の具合が悪くて倒れてしまったので、ダメージではなく歯医者のせいです(笑)。(前回の試合に比べて、自分がよくできたという変化はありましたか?)もちろんです。正直、福岡では自分でも自分が一体どうなったのか分からないぐらい自分の動きができず、それは見ていたファンの方からも『なぜシナはいつも通りのシナの試合ができなかったんだ』とさんざん聞かれました。今回は本当にリラックスした状態で試合に臨めましたし、だからいいパフォーマンスができたんだと思います。
(ニコラス・ペタスさんはどんな存在?)ペタスさんは皆さんもご存じの通り昔のK-1のレジェンド的な存在であり、格闘技の経験も豊富で、外国人の立場で日本に長く住んでいます。そういう意味でも自分が外国人として海外に住むことの大変さも理解してくれていて、すごく心強い存在でした。自分もニコラスさんのジムを使わせてもらいましたし、今日はセコンドに入っていただいて、ダウンした時も心が折れないようにモチベーションが上がるようなことを言ってくれました。
(ニコラスさんの、心に響いた言葉は?)ニコラスさんは30年以上日本に住んでいるので、日本で自分が何をすべきか、そして日本に住む上でのルール、またジムの中でのルールもいろいろ教えてもらいました。海外の選手が日本で戦うことの難しさもいろいろ教えてもらいました。中でもやはり一番は、一緒にいることによってモチベーションを高めてもらったことです。
(ファンへのメッセージを)日本の、世界のファンの皆さん、いつも応援してくれてありがとうございます。前回福岡で負けて、自分が3年間守ってきたベルトを失ったことでとても落ち込んだんですが、特に皆さんの励ましの声が力になりました。そして4ヵ月ぶりにベルトを自分の腰に戻すことができて、今夜はぐっすり眠れると思います」
1R、レオナがインロー、武尊が右ローと両者ローの蹴り合いでスタートする。武尊は前に出ようとするがレオナは左インローを蹴り続ける。武尊は右カーフキック。レオナが先に右ストレートを当て打ち合いとなるが、武尊、レオナの順で左フックが当たる。ここで武尊の蹴りがレオナの下腹部に入ってしまいレオナに回復の時間が取られる。
レオナは再び左インローと左ミドルで武尊を止める。武尊が右ストレートを当てるが、レオナはジャブで制し飛びヒザで襲う。武尊はパンチだけにならず左インローとカーフキックを当てる。レオナは左ストレートを当てそこから向かうが、武尊は打ち合いの中で左フックを決めレオナを倒してこのラウンドを終える。
2R、武尊は右カーフキックと左インロー。レオナは右ストレートから打ち合いに出るが、武尊が体勢の崩れたレオナに右フックを当て2度目のダウンを奪う。レオナは立ち上がるもカーフで足にもダメージが感じられる。武尊は打ち合いの中でショートストレートでレオナを倒し、KOで王座を防衛した。
武尊のマイク
「コロナとかで1年間試合できなくて、その分格闘技好きだけでなく、日本中にパワーを与えられたらよかったと思います。今週K-1 FIGHT WEEKの最後はやっぱりKOじゃなきゃダメだと思って、レオナ選手もアマチュアの時にやっていて強くていい選手だったので、最高のリングで戦えて嬉しかったです。判定もいろいろ言われてますけどやっぱり倒した方が勝ちなので、それが体現できたらと思ってKOしました。
長い間お待たせしましたけど、この試合は格闘技界にとっても日本にとっても世界にとってもパワーになると思うし絶対やろうと思ってるので天心選手よろしくお願いします。長くなりましたけど、これからもK-1、武尊、格闘技界をもっともっと盛り上げていってもらえたら嬉しいです。格闘技最高!」
■試合後の武尊のコメント
「(試合の感想は?)今回の試合はいろんなものを背負って戦った試合だったんで。本当に過去最高レベルのプレッシャーを感じたし。それがレオナ選手というのもあるんですけど、相手以上に大きい恐怖と戦ったなという感じで。K-1の中では最高の相手だなと思うので。そのくらいレオナ選手の強さもわかってるし、僕が倒される可能性もあった試合なので、そのくらいの試合ができる相手だった。そういう選手と気持ちをぶつけ合えるような試合ができて、ひさしぶりに試合中も楽しかったですね。
(対戦相手の印象は?)本当に強いと思ってるんで。前に戦ってからすごい成長して別人のように感じました。気持ちの強い選手なんで打ち合いに来てくれたし。僕が一番やりたい試合って、ああいう試合で。あそこまでいくと倒されてもいいやくらいの気持ちで打ち合ってて。実際、危ないかなと思って、絶対に右は食らわないという作戦だったんですけど、途中でそれを超えてこの人と打ち合いたいという気持ちになったんで。殺されてもいいかなと思って殺しにいった結果が、ああなったのかなと思いました。
(ジャブはうるさかった?)拳が硬いし、脳に来るっていうか。魔裟斗さんがインタビューで言ってましたけど、まさにそのとおりというか、初めての感覚でした。(魔裟斗さんの『武尊が負けるんじゃないか』という事前予想については?)SNSでも書いたんですけど、ありがたかったです。プレッシャーで眠れないし、精神的に追い詰められたんですけど、魔裟斗さんがああ言ってくれてすごい気持ちが楽になったというか。
佐藤嘉洋さんも同じようなことを言ってくれて。あの二人が言ってくれたことで、モチベーションが上がるというか。勝ってあたりまえという試合より、勝ってすごいと言われる試合のほうが気持ちが上がるんで。僕への優しさというか、『武尊、気を引き締めろよ』っていうエールなんだろうなと思って受け取ってました。
(向こうから打ち合いに来た?)試合を見ないと思いだせないところがあって。最初当てられてたのかな。僕は最初、パンチを打たないようにしてたんですよ。拳も本調子ではなかったんで。たぶん、感覚で『いまいける!』っていうのがあったと思うんですよね。ここでいかないとダメだなって部分。そういう危機感と、感覚でいけたかなと。
(カーフの感触は?)けっこう嫌がったのは感じたし。向こうもカーフが得意な選手なので。周りも成長すると自分も成長しないと生き残って行けないと思うので、新しいこと取り入れるっていうのをやっていかないと。自分で使えるようにがんばりました。(今回のプレッシャーは総合的な感じ?)そうですね。いろいろ重なって。
(ひさびさの笑顔だが開放感はある?)ひさびさです、この感覚。プライベートでも笑ってなかったですからね。表情筋が柔らかくなりました(笑)。追い込み終わったのに疲れが抜けなかったんですよ、ずっと力が入ってて。身体がストレスで悲鳴上げてたんだなって。
(天心選手が観にきて気合は入った?)入りましたね、来ることは聞いてたんで。天心選手に負けない試合、火をつけるじゃないですけど。そういう試合ができたらいいなっていうのはありました。(どのくらいで天心選手のことが頭に?)魔裟斗さんにも言われてましたし、自分でも考えてましたけど、絶対にこの試合に集中して先を見たらダメだし。この試合で負けたらやりたいこともやれない、いままでのことがパーになるっていうのもあったんで、本当に集中してたし。試合終わるまでは考えてないです。来るのは頭に一回入りましたけど、無理やり出しました。K-1最強を証明しないと、その試合をやる権利もないので。それだけに集中してました。
(最後、格闘技最高という言葉を選んだ理由は?)最高なのはK-1だけじゃないんで。格闘技の中にK-1も含まれてるし。他の団体もいい選手がいて。格闘技ってすごいファンを持ってるスポーツだと思うので。K-1最高も含まれてる意味での、格闘技最高です。
(なぜ自分が打ち勝てたと思う?)覚悟の違いかなっていう。レオナ選手は気持ちの強い選手で、打たせず打つじゃないですけど、そういうファイトスタイルだと思うので。それが悪いわけじゃないし、それが理想なんですけど、僕の心情として死ぬ覚悟がないと相手も倒せないと思っていて。打ち合いの距離って自分も危ないので。攻撃してるぶん、カウンターもらう確率も上がるし。危険な距離に入るのって死ぬ覚悟がないと思うので。打ち合いに強いねって言われるんですけど、それって覚悟の差なんじゃないかなと。
(2Rに膝から崩れるシーンは?)覚えてます。効いたのか、カクッてなっただけなのかわからないですけど。パンチは脳に効くパンチでした。映像観ないとわからないですけど、多少効いてたんじゃないですかね。あんまり試合でカクンとなることないので。踏ん張りがきいてなかったせいもあると思うので、足腰強化したいなと。
(試合が始まって1分ちょっとで笑顔だったが?)そうなんですよ。レオナ選手の気持ちが見れたんで。仲良くなる友達って、最初のフィーリングでわかるじゃないですか。そういう感じです。それを感じた瞬間に、友達じゃないけど、おもいきり殴りあえる人っていう。僕の中で憎くて殴るのと、この人と殴りあいたいっていうのの、2種類あるんですよ。殴りあいたいと思える選手だったんで。作戦を無視して殴り合いにいっちゃったんで。
(早い段階でスイッチが入った?)そうですね。レオナ選手も最初警戒してたと思うんですけど、どこかでスイッチ入ったし。噛み合うタイプとはいいスイッチが入りやすいというか。ひさびさに楽しく戦えました。きつかったですけど。(念願の試合は次にいきたい?)そうですね、早くやりたいし。自分が一番強いときにやりたいです。まだ何も決まってないんで、これから実現に向けてがんばります。(ケガは?)ちょっとあるなと。まあ、試合すればだいたいケガはするので。しっかり治します。
(ファンへのメッセージ)たくさんの応援ありがとうございました。最後のトリで最高のKOを見せれてホッとしました。これからもっともっと格闘技を盛り上げて、もっともっとたくさんの人に知ってもらいたいので。今日の試合見て楽しかった人は、もっとたくさんの人に紹介してもらって。格闘技のパワーを受け取ってもらえたらうれしいので、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
■試合後のレオナ・ペタスのコメント
「(試合の感想は?)失神したんで何も覚えてないですね。(対戦相手の印象は?)失神させられたんで、メチャメチャ強かったんだと思います。(試合で具体的に感じたことは?)1R、インローを蹴ってたんですよ。インローを嫌がってるよっていうのを聞いてて。でも1Rに一回ダウンもらって、それがやばかったっぽくて。インターバル中に戻ったんですけど、全然回復してない状態で。
(延期を重ねて実現した試合までの期間を振り返って?)準備自体はしっかりできたんで。試合の結果は負けてしまいましたけど、自分自身、ウソもなく、しっかりやったんで。結果はこうでしたけど、恥じることはないのかなって思います。(結果が出た率直な気持ちは?)悔しいです。覚えてないですけど、めちゃめちゃ悔しいです。マジで悔しいです。ホント、母ちゃんのためにベルト獲るって言ってたんで、メッチャ悔しいですね。
(打ち合ったのは?)打ち合いましたか、俺?(笑)。気持ちが出たんじゃないかなと思いますね、全然覚えてないですけど。ふだん、トレーニングしてることを出そうという感じだったんだと思います。(ここからリベンジしたい気持ちは?)そうですね。母ちゃんにK-1のベルトを巻かせるっていう話をしたんで。しっかりそこは約束を果たさなきゃいけないなって思ってますね。負けたんですけど、仕返ししたいなと思います。
(この試合までにプレッシャーでつぶれそうになったことは?)延期になったときは心折れそうになりましたけど、今日こういうふうにできたんで。こういう結果になってしましましたけど、試合はできたんでよかったなと思います。
(パンチで相手をグラつかせていたが?)それもさっきセコンド陣営に話されたんですけど、まったく覚えてないんで。覚えてないってことは気持ちが出たってことなんで。気持ちが出た試合だったんだなって思いますね。
(ファンへのメッセージ)僕を応援してくれてるファンのみなさん、三度目の正直を出せずにすみませんでした。K-1がこれからも盛り上がるように、僕はここであきらめないで、さらにもっともっと盛り上げられるように、そして母との約束を守れるようにがんばりますんで、応援よろしくお願いします」
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