Krush
2021.01.25

2R、竹内が前蹴りで距離を取りながら飛びヒザ蹴り、左フックを狙う。翔也は変わらず前に出て左フックと右ロー、後半はパンチとローのコンビネーションで攻めた。
3R、左フックから前に出る翔也が顔面とボディにバックキック。翔也がパンチで飛び込むと竹内は飛びヒザ蹴りを返す。竹内は右ローと右ハイキック、翔也は左フックを連打。翔也が左ストレートから突進し、竹内が右ハイキックを蹴ったところで試合終了。1Rにダウンを奪った翔也が判定勝利を収めた。
2R、斎藤の右ミドルとCAZの左ストレートが交錯。右フック、左ストレートとパンチの手数を増やして前に出ていくCAZ。斎藤はガードを上げて右のヒザ蹴りと右ストレートを返す。終盤、CAZがパンチからインロー、左ミドルを蹴る。
3R、CAZが左ミドルと左ストレート、斎藤も左フックからパンチを返す。右手で距離を取りながら左ストレートとインローを蹴るCAZ。斎藤は右ミドルと右ヒザでボディを狙う。お互いにパンチとミドルで打ち合う展開が続き、試合終了となる。判定はジャッジ1名がCAZを支持したものの、ドローに終わった。
2R、濱田は距離を潰して左右のボディブローを連打、そこから右アッパーにつなげる。徹底したボディ攻めで前に出続ける濱田。伊藤もバックブローと右フック、ハイキックを返すが、濱田がプレッシャーをかけ続ける。このまま濱田ペースになるかと思われたが、再び伊藤のバックブローがヒット。これで伊藤が2度目のダウンを奪う。
3R、濱田が伊藤をロープまで詰めてパンチとヒザ蹴り、左右のボディブローを叩き込む。伊藤も必死にガードを固めて左ロー。濱田はさらに手数を増やして顔面とボディにパンチを打ち込むが、伊藤は倒れない。
バックブローで2度のダウンを奪った伊藤が濱田の反撃を振り切り判定勝利した。
2R、ここも構えをスイッチしながら右ミドルを蹴る岩崎。緒方はそれを受けて左ストレートからパンチをまとめる。岩崎は右ミドルを当てて、そこから右ハイキック。緒方がパンチで飛び込んでくると左フックを狙う。終盤、岩崎の右ハイキックが何度も緒方の顔面をかすめるが、緒方は構わず拳を振るう。
3R、サウスポーに構えた岩崎が右フックから前に出る。下がる緒方に右ミドルと右ハイキックを当てるが、タフな緒方は倒れない。残り30秒、緒方をコーナーに詰めて左ストレートと右フックを叩き込む岩崎だったが、緒方を倒しきれない。
1Rにダウンを奪われた岩崎だったが、2R以降の猛反撃でドローに持ちこんだ。
Krushの67~70kg戦線で活躍する小鉄と昨年のYOUTH GP出場者・秋元が激突。前日会見で「噛み合う試合になると思う」と話した秋元を、小鉄は「噛み合わないっす。一方的に倒すから」とバッサリ切り捨てた。
1R、ジャブを突いて右ローを蹴る小鉄。秋元は密着してフックとアッパー、ボディにヒザ蹴りを突き刺す。左フック、右ヒザ蹴りで前に出る秋元。小鉄はしっかりガードを上げて右ローを返す。秋元がパンチで飛び込むと、両者が激しい打ち合いを展開。ここで秋元が右フックを強振。この一発で小鉄をなぎ倒し、豪快なKO勝利を収めた。
試合後、マイクを渡された秋元は「試合前はすげえビビっていました! 小鉄選手は強そうで怖かったけど勝って良かったです!」と興奮気味に勝利の喜びを語った。
メインイベントは初代Krush -65kg級王座決定トーナメント・出場者決定戦。9・1名古屋で行われたTOKYO×NAGOYAの対抗戦に抜擢された栗原だが、計量オーバーによる減点&グローブハンデの試合で泰斗にKO負け。今回はそれ以来の試合となる。一方の西川は約1年ぶりの試合で、Krushには2012年5月以来の参戦。両者とも63kgから65kgに階級を上げての試合だ。
前日会見で両者は新階級での仕上がりの良さをアピールし、互いに対戦相手をパンチでアグレッシブなスタイルだと評価。激しい打ち合いとKO決着を予告していた。
また西川は父親が試合直前に亡くなり、栗原は計量失敗&KO負けからの再スタートと、それぞれテーマを持った試合でもある。会見の最後、2人は改めてこのことに触れて、試合への意気込みを語った。
「うちの親父がこないだ亡くなったんですけど、亡くなる2日前に『絶対に試合勝つから。また明日も病院に来る』と言っていたのに、翌日病院に行かず、親父には嘘をついたままになってしまいました。だから試合に勝つという約束だけは最後に守ろうと思うんで、何が何でも勝ちに行きたい。明日は特別な日になると思います」(西山)
「前回計量に失敗して、応援してくれる人たちをがっかりさせたので、今回は全力で戦って派手に勝ちたいです。殴られたくはないですけど、自分にそれは無理なんで派手に殴り合って勝ちたいです」(栗原)
1R、栗原がサウスポーの西川にインロー。西川が左ミドル、奥足ローを蹴ると、これがローブローとなってしまう。再開後、西川が出会い頭の右フックを叩き込み、先制のダウンを奪う。立ち上がった栗原に西川は右フックから連打。栗原は必死にガードを固めて距離を取るが、そこに西川が再び右フック、左ストレート。これで栗原をなぎ倒し、西川が見事なKO勝利を収めた。
試合後、リング上で「(亡くなった父と交わした)試合に勝つという約束を守ることが出来て良かったです。ありきたりな言葉になりますけど、周りの人たちがいなかったら勝てなかったと思います。ありがとうございました」と語った西川。この勝利で1・4後楽園からスタートする初代Krush -65kg級王座決定トーナメントへの出場が決まり、バックステージでは2009年のK-1甲子園で敗れているHIROYAとの対戦を希望した。
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