K-1WGP
2020.03.09
#NEWS

~in NAGOYA~
2R、伊奈がパンチでラッシュをかける。Shi-moも右ストレートを当てる。左ストレートで前に出る伊奈、Shi-moも前蹴りと右ストレートを返す。伊奈の左、Shi-moも右が交錯する展開が続き、両者ともに鼻から出血。顔を真っ赤に染めての打ち合いが続いた。
3R、伊奈が右フックと左ボディストレート、左ストレートで前に出る。Shi-moも右ストレートから前に出て、頭が下がった伊奈にヒザ蹴り。最後まで足を止めて打ち合う時間が続いたが、ダウンの差で伊奈が判定勝利した。
2R、MAN☆五郎が距離を詰めて右ストレートと右アッパー、竹内は右ローを蹴る。MAN☆五郎も右ローを蹴り返し、左右のボディ打ち。これで竹内の動きを止めると、一気に連打をまとめてスタンディングダウンを奪う。
3R、パンチとヒザ蹴りを見せる竹内。MAN☆五郎はパンチとヒザ蹴りでボディを狙う。竹内はヒザ蹴りを当てて、右アッパーと左フックで挽回。MAN☆五郎も左ボディを打ち込むが、竹内は倒れない。2Rにダウンを奪ったMAN☆五郎の判定勝利となった。
2R、東本が前蹴りで距離を取り、左ストレートとバックブロー。前田がパンチで突進すると、東本は左のヒザ蹴りを返す。前田の右ストレートをかわして、東本が左ストレートと右フック、バックブローを当てたところでラウンド終了となった。
3R、前田が距離を詰めていくが、東本が右フックと左ストレートを当て、コーナー際の左ストレートでダウンを奪う。再開後、東本はパンチをまとめてインロー。前田も右ストレートを返すが、東本は左ストレートを当てて、左ハイキックを狙う。序盤からペースを握り続けた東本が判定勝利した。
2R、富平は右ミドルと右ストレートで前進。渡部は左ミドルと奥足ローを蹴り、富平がパンチで追いかけてきたところにバックブローを合わせてダウンを奪う。再開後、右フックで前に出る富平。渡部は距離を潰してヒザ蹴りを狙うが、そこに富平が左右のフックを打ち込む。
3R、右ストレート、左フックで飛び込んでいく富平。渡部は左ストレートと左のヒザ蹴りを狙い、再びバックブローをクリーンヒットさせ、2度目のダウンを奪う。再開後、渡部がパンチから左のヒザ蹴り。これが富平の額を切り裂き、ドクターが試合をストップした。
2R、山本は左ミドルと右ロー、コーキは右から飛び込んでアッパーとフック。山本の左にコーキが右フックをかぶせ、山本の足が止まる。何とか踏みとどまった山本だが、コーキが立て続けに右フックを当てる。
3R、顔面とボディに右のパンチを振って前に出るコーキ。山本も右ストレートや左フックを返すが、パンチからクリンチを多用するコーキに注意が与えられる。山本は右ストレートを当てて前に出て、コーキは前蹴りと左ミドルで距離を取る。2Rに見せ場を作ったコーキが判定勝利した。
先鋒戦らしいアグレッシブな2人による一戦だったが、前日計量で栗原が500gオーバー。これを受け、主催者の提案を泰斗が所属するGET OVERが了承したため、栗原は第1R2点減点からのスタート、栗原=10オンス・泰斗=8オンスのグローブハンデ、栗原のファイトマネー50%カットという条件で試合が実施された。試合前「入場から盛り上げる」と語っていた泰斗は豹柄のマスク&サングラス姿でリングに上がる。
1R、ジャブとローで前に出る栗原。泰斗は右ローと左ミドルを蹴る。じりじりとプレッシャーをかける栗原に、泰斗はジャブと右ロー。栗原は左フックで飛び込むと、泰斗も右ストレートと左ボディ。栗原が右ローを蹴れば、泰斗も右ローを蹴り返す。
2R、栗原が左フックから右ストレート。泰斗は右ローと右ミドル、左ミドルで距離を取る。栗原は泰斗をロープまで詰めて左フックから右。泰斗も左ボディと前蹴り、右ローを蹴る。パンチ&右ローで攻撃を組み立てる泰斗はバックスピンキック、ハイキックを飛ばして沸かせる。
しかしインターバル中に泰斗陣営がマウスピースを見失い、泰斗には減点1が与えられる。3R、栗原が左右のフックで突進。泰斗がワンツーから左ボディを打つが、栗原の左フックで泰斗の足が止まる。泰斗も右ストレートを当ててヒザ蹴り。ワンツーから右フックを叩き込み、ダウンを奪う。再開後、泰斗は飛びヒザ蹴りからの猛連打でダウンを追加。最後は右ストレートで栗原をマットに沈めた。
宣言通りにインパクト大のKO勝利を収めた泰斗は「去年の名古屋大会から3連敗していたんですが、自分を取り戻すことが出来ました。これからも泰斗をよろしくお願いします!」と復活をアピールした。
対照的に塚越は「厳しい試合になると思っている。ここを超えたら自分も成長できるし、自分が欲しいベルトにも近づく。泥臭くてもいいから勝つ」と勝利への執念を語っている。
1R、塚越はジャブと前蹴りで距離を取りつつ、右ヒザ蹴りから右ストレートを打ち下ろす。大和も塚越のジャブに右をかぶせて、右のヒザ蹴りから左右のボディフック。細かくジャブを当てる塚越が右ヒザ蹴りから右ストレートにつなげるが、大和が塚越のヒザ蹴りにカウンターの右フック一閃。この一発で塚越をなぎ倒し、大和が壮絶なKO勝利を収めた。
試合後、大和は「今日は動きが悪くて負けちゃうかなと思ったけど、こんなに早く終わるならビールでも飲んだ方が良かったかな(笑)。それは冗談ですけど、次もこういう勝ち方が出来るように頑張ります」とメッセージを送った。
1R、山崎は細かいステップからパンチとハイキックを蹴る。大和も左フックを狙いつつ、右ハイキックと足払いを見せる。2R、大和が左ミドルと左ハイキック、山崎もバックキックを当てると強烈な右フックを連打。これには思わず首を傾げた大和が、ジャンプしてKrushでは禁止のヒジ打ち。レフェリーからはイエローカードが提示される。最後はお互いミドルをバチバチと蹴り合い、エキシビション終了となった。
戸邊が「しっかり勝ってベルトにふさわしい試合をする」と言えば、瀧谷も「あのベルトはもともと自分のものなので獲り返すだけ」と返上したタイトルの奪還に燃えている。瀧谷のセコンドには過去に2度対戦し、現在は練習仲間でもある寺戸伸近がついた。
1R、サウスポーの瀧谷が左ミドル、左ストレートから右フックを狙う。戸邊も右ミドルとインローを蹴り返して、右ストレートからパンチをまとめる。瀧谷は顔面前蹴りから飛びヒザ蹴り、戸邊は右の前蹴りと右ボディストレートを返す。左ストレートからパンチをまとめる瀧谷。戸邊も左フックから右ストレートで前に出るが、そこに瀧谷がカウンターの左フック。この一発で瀧谷がダウンを奪う。瀧谷が右の顔面前蹴りで吹っ飛ばしたところでラウンド終了となった。
2R、距離をとりながらインローを蹴る瀧谷。戸邊が右ストレートを打つと、瀧谷も左ストレートを返す。瀧谷が距離をつぶして左フック、さらに顔面前蹴り。戸邊も右フックを返して打ち合う。戸邊は右ミドルとヒザ蹴りでボディを効かせ、瀧谷も左ハイキックと左ストレートで応戦。戸邊は距離を詰めてヒザ蹴りとパンチでボディ狙う。終了間際、瀧谷の左ハイキックと戸邊のパンチが交錯。ここで瀧谷がスリップ気味にバランスを崩すが、レフェリーはダウンと判断する。
3R、戸邊が右ミドルから前進、瀧谷も左ストレートと左ハイから打ち合う。距離を詰めてパンチを狙う瀧谷だが、戸邊も右フックを叩きつける。お互いにパンチとヒザ蹴りで打ち合う中、瀧谷が顔面前蹴りと左ストレート。戸邊も右のパンチから前に出て右フックとヒザ蹴り、しかし瀧谷が左ストレートと突き刺して飛びヒザ蹴り。額をつけて激しく打ち合う展開で試合終了となった。
お互いの持ち味が存分に発揮された大激闘は瀧谷の判定勝利。判定を告げられた瀧谷は「やったぞ!」と絶叫。「東京に拠点を移して最初の試合で負けてしまって、凱旋試合ということでプレッシャーがあって苦しかったです。また今、自分を高められる環境にいるのに結果を出せなかった自分が不甲斐なかったです。今日の試合も満足していませんが、戸邊選手に勝ってタイトルマッチにつながりました。俺がやらねば誰がやるという気持ちで俺が第2代王者になります!」と王座奪還を誓った。
対する松倉は「自分はたまに奇跡を起こすタイプ」と番狂わせを予感させつつ「自分が勝てば感動が起きると思うので、子供みたいなこと言いますけど、精一杯がんばります」と全力ファイトでの金星を誓った。
1R、佐藤が圧力をかけながらジャブと右ロー。前蹴りで松倉を下がらせて、強烈な右ローにつなげる。松倉は佐藤のヒザ蹴りに右ストレートを狙うが、佐藤はペースを崩すことなくジャブと右ロー、右ストレート、ヒザ蹴りと手数を増やす。佐藤が前に出続ける展開が続くが、松倉も下がりながら右ストレートから左アッパー、ジャブから右フックを返す。
2R、佐藤が松倉のジャブに右フック、左ミドルと前蹴りで下がらせる。松倉もジャブを返して右ストレート、左右のボディフック。佐藤がヒザ蹴りを突き刺すと、松倉も右のパンチを合わせて左フックにつなげる。佐藤はジャブと前蹴りで下がらせ、そこからローとヒザ蹴りで手数を増やす。松倉も必死に足を使って左アッパーと左フック、ローに右ストレートを狙う。
3R、佐藤がジャブから前蹴りと右ロー。松倉はインローから右フック、左ボディと左ミドルにつなげる。佐藤の右ストレートに松倉も右ストレートを返すが、佐藤のヒザ蹴りが松倉のボディに突き刺さる。ここから佐藤が左右のヒザ蹴りで突進。松倉も左右のフックを狙うが、佐藤はヒザ蹴りとハイキックで逆に松倉を押し返す。
最後まで前に出て攻め続けた佐藤が判定勝利。「若手がガンガン打ち合いをする中、会場が凍りつくような作戦通りに戦いました。僕はこういう試合ばっかりですけど、今までメインを張って世界のトップファイターとして頑張ってきました。だからメインを取られたのは悔しいです。来年は僕がメインやるんでよろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。
念願のリベンジのチャンスに「次は三度目の正直で勝たせてもらいたい。久保選手はリベンジしなきゃいけない相手で、勝つことだけを考えている」と語る野杁。迎え撃つ久保も「僕はニ度あることは三度あるで、今回もきっちり完封してKOで仕留めようと思う」と完全決着を誓っている。
また両者は事前のインタビューではこの一戦に向けて秘策があると明言。前日会見では「僕はKrushで育ててもらった選手なので、恩を返す意味でも、金のベルトは持っておかないといけない」(野杁)、「初めて試合中に『もう嫌だ』と思うくらいきつかった。そんな想いをして獲ったベルトなので大切にしたいし、絶対に負けません」(久保)とベルトへの想いを語っている。
1R、野杁はオーソドックスではなく久保と同じサウスポーに構える。久保は右ミドルと前蹴り、ジャブを突き刺す。距離が詰まると野杁がヒザ蹴り、久保はボディにパンチを打つ。久保が左フックからパンチをまとめると、野杁も右ストレートで飛び込む。久保がジャブからワンツー、野杁は下がりながら右ハイキック。久保が距離を詰めてボディにパンチをまとめ、野杁はヒザ蹴りを突き刺す。距離が開くと久保は右ミドルとバックキック、野杁は左ストレートから飛び込んで右フックを返す。
2R、野杁がインローと奥足ロー。久保がジャブと右フックを打つと、野杁はクリンチしてヒザ蹴りを連打。クリンチが増える展開にレフェリーは両者を注意。久保は左ボディから密着してボディ打ち、野杁もヒザ蹴りを返すが、ここで再びクリンチとなり、レフェリーは両者に警告を与えた。再開後、久保がワンツーから右フック。野杁も久保の左ミドルをブロックして右フック、ここからヒザ蹴りを突き刺す。距離が開くと久保が左ストレートを打つ。
ここで偶発的なバッティングがあり、久保にドクターチェックが入る。長いチェックとなったが試合は続行となる。再開後、野杁がオーソドックスに構えを戻して右ミドル、久保は左ミドルと左のヒザ蹴りでボディを狙い、左ストレートから右フック。野杁も右ミドルを蹴り返して右フック、前に出ながら左フックにつなげる。
3R、久保が左ミドルと左の三日月蹴り。野杁はガードを上げて右ミドルと右ヒザ蹴りにつなげる。久保がワンツーから左ミドル、野杁は密着してヒザ蹴り。久保が蹴りでバランスを崩したところに飛びヒザ蹴りを発射する。しかし両者ともクリンチが多く、レフェリーが警告を与える。野杁が右の顔面前蹴りから右のヒザ蹴り、左右のフックからヒザ蹴り。久保も右アッパーから左ストレートを伸ばすが、そこに野杁がヒザ蹴りを突き刺す。
ここで自ら組みついた久保にレフェリーが減点1を与える。明確にポイントを失った久保は一気にワンツーと左ミドル、野杁は久保を崩してヒザ蹴り。久保もヒザとバックブローで応戦するが、野杁が距離を潰してヒザ蹴りと顔面前蹴り。久保のパンチをブロックして右フックを返す。久保が左ストレートを打つと、そこに野杁が右ハイキックを狙う。
そのまま試合終了となり、野杁が判定勝利。久保へのリベンジを果たすと共に第2代Krush-67kg級王者となった。試合後、野杁は「内容的にはバッティングで中断しちゃったんですけど、全体的に僕がリードしてたんじゃないでしょうか。今回、色んな人に協力してもらって、ここで負けたらどんな練習したらいいんだろうというくらい追い込みました。それで結果が出せてよかったです」と喜びの挨拶。「これから僕が67kgのベルトをずっと防衛していこうと思います。僕を含めてOISHI GYMの応援よろしくお願いします!」と王者としての意気込みを語った。
そして対抗戦の表彰式後、場内スクリーンで三度目のKrush名古屋大会の開催が発表された。日時は2014年8月24日、場所は名古屋国際会議場。来年の名古屋大会ではどんな激闘とドラマが待っているのか?
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